うちの長男は2歳半ばまで座って落ち着いて食事することができませんでした。
何度言ってもダメ。
座ったと思ってもスグに立ってウロウロ。
注意する数だけ私のイライラが募ります。
座って上手に食べられる同年代の子どもと比べてしまうと更に気持ちに追い打ちがかかります。
そんな息子も、ある工夫をすることで座って食べられるようになりました。
我が家で実践!子どもが座ってごはんを食べるようになるための工夫5選

1:子どもの視界から興味を消す
うちの息子は食事をする時にテレビがついていたり、おもちゃが見えるところにあったりすると、途端に集中できないことが分かりました。
そこで我が家では食事の前におもちゃを片付ける習慣を作りました。
2:食事5分前から同じCDを流す
「今からご飯だ!」と息子を自覚させるために、食事の5分くらい前から毎日同じ童謡のCDを流しました。
つまり、食事の前に必ずある決まり事を作ったのです。
最初は効果がありませんでしたが、毎日続けることで「この曲が流れてきたら食事の時間だ」と体が覚えて、自然と食べる体制に変化していくようになりました。
3:一緒に座って食べる

うちの息子は晩御飯は座って食べる事が多く、座って食べないのは私と二人っきりの昼間が多いと気づきました。
晩御飯は主人もいるので家族全員で座って食事をするのですが、昼間はどうしても子どもだけが食卓にいるという状況が多かったのです。
そこで、息子が食事をする時には、どんなに忙しくても一緒に座って食事をするようにしました。
すると「食事をしているとそばにママがいる」という状況が嬉しいのか、座って食べてくれるようになりました。
4:注意は三度まで
私が延々と注意し続けていた時、ふと気付いたことがありました。
注意し続けることは一見効果がありそうですが、子どもにとっては呪文にしか聞こえていないのかも、と。
どんなに注意しても立ったままで食事を完食してしまえば、私が注意し続けたことは無意味です。
そこで、注意をする時には3回までと自分の中でルールを決めました。
5:思い切ってやめる
どうしても座って食べない場合は、笑顔で「お片付けするね。ごちそうさまでした」と片付けるようにしました。
その後、お腹すいたと言ってきても食事の時間以外は食べさせません。
私のこの行為で、息子は私の本気度を感じたようでした。

我が家では以上のように工夫をしてきました。
特に、「食事5分前から同じCDを流す」は今でも効果があるようです。
食事以外の場所でこの童謡を聞くと「なんかお腹がすく」と私に言ってくる程です(笑)。
気になる工夫がありましたら、是非、試してみて下さい。
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援をはじめ、高知県内外各地で子育てイベントを開催しています。
その中で、いかに、育児と家事を楽しむか、息を抜くか、手を抜くか(笑)毎日奮闘しています。
子育て応援「ZEROSAI」