間もなく夏休みがやってきますが、もう夏の旅行の計画は立てていますか?
ゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休だと、予約を取るのも大変で価格も高いですよね。
しかも、近年、訪日外国人が急増していることなどもあって、大都市圏や人気観光地では慢性的なホテル不足…。
そこでオススメなのが「公共の宿」の利用です。
一般のホテルや旅館に比べて知名度が低いこともあって、意外な穴場になっていることも!
今回はそんな公共の宿について紹介していきます。
公共の宿というと、「外観も設備も古びていて、サービスもそれなり」というイメージを持っている方がいるかもしれませんが、それは大間違い!
豪華な食事に広い部屋、窓からの素晴らしい景観に天然温泉の露天風呂といった一流ホテルや旅館でなければ味わえないような体験が、たったの1泊1万円前後でできてしまうのです。
これを利用しない手はありません!
誰でも利用できる公共の宿
一口に公共の宿といっても、誰でも自由に利用できるもの、健康保険や年金加入者向けのもの、自治体が運営するものなど、いろいろな種類があります。
そこで、タイプ別にオススメの公共の宿を紹介していきます。
公営国民宿舎
国立公園や国定公園、国民保養温泉地などの景色や環境の良いところに建つ公共の宿。全国102カ所にある。
休暇村
全国37カ所の国立・国定公園内の自然環境に優れた場所で滞在型のバカンスを楽しめるように設置された保養施設。
かんぽの宿
郵政民営化により「簡易保険加入者保養施設かんぽの宿」が民営化された宿泊施設のため、厳密に言えば公共の宿ではないが、準ずるものとして紹介。
全国54カ所の施設を割安な旧加入者価格の水準で利用できる。
利用料金に差がある公共の宿
ハイツ&いこいの村
もともとは雇用保険を財源に設置された総合福祉施設だが、現在は一般社団法人ハイツ・いこいの村協議会が運営する。全国21カ所の施設を利用できるが、提携先によって利用料金は変化する。
KKRホテルズ&リゾーツ
KKR(国家公務員共済組合連合会)が運営する宿泊事業で全国36カ所で展開。組合員と一般利用では利用料金が異なる。
そのほか、地方自治体が住民への福利厚生のひとつとして運営している保養施設、宿泊施設も狙い目です。
人気観光地の宿にわずか数千円で泊まれる場合もあり、大変おトクですので、お住いの自治体のWebサイトや広報誌などをチェックしてみてください。
いずれの公共の宿も予約は早い者勝ち!
満室で悔しい思いをしないよう、さっそくリサーチしてみてはいかがでしょうか?
【参考】公営国民宿舎、休暇村、かんぽの宿、ハイツ&いこいの村、KKRホテルズ&リゾーツ