子どもが成長を重ねるたびに可愛さが増していきます。
その反面「いつの間にこんな口答えできるようになったんだろう」と思ってしまいます(笑)
反抗期はいつか来る。
しかし「キレやすい子ども」に育たないように注意したいものです。
実は、キレやすい子どもの背景に毎日の生活が関係していると言われています。
皆さんはご存知ですか?
【キレやすい子ども】子育てのキーワードにヒントが…
子育てするキーワードとして『早寝・早起き・朝ごはん』と推奨されています。
推奨されるには理由があるんです。
人間はそもそも昼行性の生き物です。
主に朝から昼にかけて活動し、夜には体を休めるというのが本来の生活リズムとなっています。
これをと守ることによって体や心を最大限に発達出来るようになっているのです。
本来の生活リズムが狂うと…3つの「キレる子どもをつくる」状態が揃ってしまいます。
1:セロトニン不足
朝日には「セロトニン」という心を穏やかに保つ神経伝達物質の活動を高める働きがあります。
しかし、夜更かしをすればその分だけセロトニンを浴びる時間が減り、結果として攻撃的な衝動を抑えられなくなるのです。
2:成長ホルモン不足
子どもに必要不可欠な「成長ホルモン」は夜、寝ている時に盛んに分泌されています。
この成長ホルモン、その日<最初に深い睡眠に入った時に一番作られるのです。 その時間は夜中の12時~翌2時頃と言われています。 つまり、このタイミングで深い睡眠に入っていないと成長ホルモンの分泌が不十分になるのです。
3:体温リズムの崩壊
生活リズムが崩れると体温のリズムも崩れます。
すると、午前中にボーっとしたり疲れやすかったりという悪影響が出てきます。
体を動かすことはストレス発散に効果的なのですが、体温リズムが崩れている状態では運動量が減ってしまいます。
遊ぶ時間の減少がストレスの過剰蓄積を生み、はけ口を求めて乱暴な行動へと繋がるのです。
子育てと生活リズムとは、これほど深い関係があったのです。
我が家では子ども部屋のカーテンを遮光性ではないものに変えて朝日を感じやすくしたところ、自然と子どもが早寝早起きになりました。
また、子どもの心がトゲトゲしている雰囲気を感じることも少なくなったように思います。
子どもの心を安らかにする方法としての早起き習慣、オススメです。
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。