「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

投稿日:2018-09-17 更新日:

「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

「わらべ歌」と聞くと何を思い浮かべますか?

昔からの歌や遊びだと思う人もいれば、切なく感じる人、怖い印象を持っている人もいるかもしれませんね。

実は、この「わらべ歌」の中に意外と知られていない子どもへの効果が隠されているということをご存知ですか?

知られていないわらべ歌の効果

「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

脳生理学者である大島清さんの著者「わらべうたが子どもを救う」の中でわらべ歌は「脳全体をゆする」と書かれています。

また、わらべ歌は「言葉の離乳食」とも書かれています。

わらべ歌がどれだけ子ども達にとって効果があるのかワクワクさせられる記載です。

わらべ歌の特徴

  1. リズムよく言葉が流れていく
  2. 言葉が文章になっている
  3. 子どもでも簡単に歌える歌が多い
といった特徴があります。

わらべ歌による年齢別の効果

「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

0~2歳

母が歌う声で安心感を覚える。

2~3歳

自分で歌うことが楽しくなり言葉を覚える。

3~5歳

言葉を文章となる。

5~6歳

社会のルールや人を思いやることを学ぶ。

また、体と連動するわらべ歌は脳に刺激を与えて脳の成長を早めてくれるそうです。

特に、2~3歳頃の子どもにとって手遊び歌をはじめとした体全体を使うわらべ歌は成長にとてもいい影響を与えてくれるとか。

わらべ歌のオススメは?

発達障害接し方まとめ
私が日々の活動の中、様々な幼稚園・保育園・小学校で子ども達の反応などを見て感じたわらべ歌のオススメは次の2つです。

1:かごめかごめ

まず、手を繋ぐということで「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?が芽生え友達と仲良くするが出来ます。

そして、真ん中に座った子どもは目を閉じ耳を澄まし、空気や動きや声を感じます。

歌詞は少し不思議な感じですが、言葉の面白さ、遊びの楽しさが詰め込まれています。

集中力五感を育てるには「かごめかごめ」がオススメです。

2:はないちもんめ

チームに分かれて相手の友達を選ぶという相談をする場面でドキドキしたことありませんか?

子どもなりに色々なことを考えたり友達を思いやったりと、頭をフル回転させて相談します。

コミュニケーション力を芽生えさせるなら「はないちもんめ」がオススメです。

言葉の発達は心の発達とも言われています。

小さい頃からお母さんのわらべ歌に包まれていると、情緒が安定し優れた語感を身につけた大人に成長できるかもしれませんね♪

「言葉の離乳食」とも言われる、わらべ歌の驚くべき効果とは?

まゆみ

二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援をはじめ、高知県内外各地で子育てイベントを開催しています。
その中で、いかに、育児と家事を楽しむか、息を抜くか、手を抜くか(笑)毎日奮闘しています。

子育て応援「ZEROSAI」
http://zerosai.com/

-ライフスタイル
-,

関連記事

泥汚れや食べこぼし…絶望的な子供服の汚れにオススメの簡単洗濯術

泥汚れや食べこぼし…絶望的な子供服の汚れがついたときに試したい!洗濯のコツ

子どもが元気に遊びに行くのはいいけど、帰ってきたら服が真っ黒で汚れだらけ! 食べこぼしで洋服にシミが!ちょっと目を離した隙に汚れた手で触られて、洋服が大変なことに……!! …と、いつも洗濯に頭を悩ませ …

「愛されるハッピーな子供」に育てる3つのコツ

ママなら誰もが、子供が幸せな人生を歩んで欲しいと思うもの。 どうすれば、心が穏やかで優しく、みんなに愛されるいつもハッピーな子供に育つのでしょうか? 多くのママが頭を悩ませる今問題。 実は、子供への接 …

話を聞けない原因聞く力育てる

話が聞けない子の原因は家での過ごし方が影響しているかも?

小学校に入ると、人の話が聞けているかという事が、わかりやすく表に出てきます。 保育園や幼稚園の頃は、お手紙などでの連絡事項があったので、抜かりなく保護者も準備が出来ていたのですが、特に中学年~高学年に …

編集部おすすめ!一度使ったら手放せない「キッチングッズ5選」

キッチングッズと言っても様々なものがあると思いますが、今回は35Style編集部員が手放せない、おすすめのキッチングッズをご紹介したいと思います。 京セラ「セラミックキッチンシリーズ」 京セラのセラミ …

私が二人目の育児で「失敗した」と思うこと

息子が2歳4か月の時に娘が生まれました。 夢にまで見た2人目! 今日からは家族4人の生活が始まる。 大変なことも多いだろうが、楽しいことはきっと何倍もあるはず! そう思った2人目誕生でした。 が、私に …