大人になっても難しい「自分の気持ちを表現し伝えること」。
小さな子ども達はうまく自分の気持ちを伝えることができないため、つい手が出てしまうことがあります。
うちの子も、おもちゃを取られてついお友達をパチン!なんてことがありました。
親としたらヒヤっとする場面ですが、実はチャンスです。
親のちょっとした言葉がけで、子どもの表現する・伝える力は変わります。
子どもの感情や感覚に名前を付ける
例えば、子どもと食ことをしている時ってどんな会話をしますか?
「美味しい?」と聞いてみたり、「美味しいね!」と話しかけたりしますよね。
そんな時、子どもが気持ちをうまく表現できるようになる、効果的な質問の仕方があるのです。
その質問とは「どんな味がする?」です。
もしかしたら「わからない」と答えるかもしれません。そしたら一緒になって考え、こう話しかけてみて下さい。
すると、子ども達は、五感の全てを研ぎ澄ませて感じてくれ、
と、新しい表現方法・感覚を刻み込みます。
この質問の仕方は他のシチュエーションでも使えます。
何かを達成した時。
ゲームに負けた時。
おもちゃを取られた時。
どれも同じです。
「今、どんな気持ち?」
その一言で、自分の中にある感情を感じ、喜怒哀楽が豊かなものになっていきます。
おすすめは「アナウンサーごっご」
自分の中の感情を感じることが出来ると次は相手の感情を感じることが出来るようになります。
自分の気持ちがわかるから相手の気持ちがわかるんですよね。
親子で楽しみながらステップアップできる、そんな魔法のような言葉がけ。
おすすめです。
執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。