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株式相場の下落局面こそ「コツコツ投資」が生きる時

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最近、日経平均株価が下落しています。1週間で1000円超下落したり、その翌週も1日で400円安をつけたりするなど、株価下落のトレンドは変わっていません。

こういう局面では、「やっぱり投資はリスクが高い」といって、続けてきた積立投資を止めてします人が現れます。

しかし、それは一番もったいないことです。

こんな時こそ、コツコツと積立投資を続けていけば、将来、大きな成果を得る可能性が高くなるのです。

投資で儲けるコツ


投資で利益を得る極意は
「安い時に買って、高い時に売る」
です。

この理屈は誰にでも理解できる話でしょう。

問題は「安い、高い」を見極められるかです。投資のプロですら見極めできているとは言えないのに(だから、何年も続けて勝ち続けるアクティブファンドが稀なのです)、素人である我々がそれを見極めることは、非常に困難です。

だからこそ、相場に関係なく、一定金額を積み立て続ける「ドルコスト平均法」が有効になるのです。株価が安い時にはその分、多くの株式を買うことが自然にできているからです。

筆者が初めてインデックスファンドの投資信託を購入したのは、2008年12月、リーマンショックのすぐあとでした。

このタイミングで始めたのは偶然ですが、結果的に安値で買い付けるところからスタートしたのです。

それから10年の間、相場に上がり下がりはありましたが、一度もマイナスになったことはありません。相場が安い時に、より多くの株を購入した形になっているのが、功を奏しているのだと思います。

ドルコスト平均法で買い続けることは、相場の下落局面では、「安い時に買う」を自然に実践している形になります。

だからこそ、株安になったからといって、投資を止めるべきではないのです。いま、安いタイミングで多くの株数を購入できたことが、株高の時には、価値を持ってくるのです。

「つみたてNISA」を活用してコツコツ積み立てを続けよう


とはいえ、急に下落した株価を見れば、初心者であればあるほど動揺し、投資を止めてしまいたくなる気持ちになるのも想像ができます。

ですから継続していくためには、習慣化できる「仕組み」を自分なりに決めておくことも必要だと考えています。

たとえば、積み立てるお金は給与が振り込まれる口座からが引き落とされるようにしておき、さらに引落日は、給料日と同じにしておく。自分の手元に入ってくる前に積み立ててしまうのです 。

こうした習慣化のためにも、2018年1月から始まった「つみたてNISA」は活用できると思います。

「つみたてNISA」とは、簡単に言えば、年間40万円まで、ある一定条件を満たした投資信託などを積み立て方式で買っていくと、最長20年間、その間に受け取る分配金や解約時の利益が非課税になる制度です。

積立投資をしていくなら、この制度を使わない手はありません。また「非課税」というお得感が投資を継続するモチベーションになるとも思います。

では、「つみたてNISA」は、具体的にどのように活用すればいいのでしょうか。次回からその説明をしていきます。


中郡久雄
中小企業診断士、ライター。転職を繰り返していたため、他人より退職金が少ないことに不安を覚え、2008年ころより資産形成のために投資信託を活用した金融投資を開始。当初はインデックス投資を中心に運用していたが、徐々に投資哲学に共感できるアクティブファンドに軸足を移す。ただし、積立を基軸とする「コツコツ投資」のスタイルは維持している。

中小企業診断士兼ライターとして多くの経営者にインタビューさせてもらう中で、成長する経営者の「お金に対する哲学」を学ぶことができた。

現在は、経営者の資産形成のアドバイスもできるようになることを目指している。
主な執筆先は、クーリエジャポン、企業診断(同友館)、道経塾(モラロジー研究所)、など


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