こんなにサラサラ! 固まった「塩」「砂糖」を元に戻すワザ

投稿日:2018-07-18 更新日:

容器に入れていた「塩」が固まって、いざ料理をしようとしたら穴から出てこない――。このようなご経験、おありではないでしょうか。今回は、固まった調味料を元通りにするテクニックをご紹介します。

塩はしけると固まってしまう…

容器に入れていた「塩」や「砂糖」などの調味料が、いつの間にか固まって、穴から出てこなくなってしまった――。誰しも一度は、このようなご経験がおありのことでしょう。今回は、固まった調味料の戻し方、そして活用方法について、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。

フードプロセッサーでサラサラに

関口さんによると、そもそも塩はしけると固まり、砂糖はしけると、溶けてベタついた後に乾燥することで、アメのように固くなります。

固まった塩は、電子レンジで加熱して水分を蒸発させた後、袋などに入れて綿棒でたたきます。砂糖は、霧吹きで水分を吸わせたら、そのまま10分ほど置いてほぐしましょう。塩も砂糖もフードプロセッサーを使うと、よりサラサラになります。

それでは、固まった塩や砂糖を“そのまま”活用する方法はあるのでしょうか。

関口さんによると、塩は水に入れ、煮立てて液状化し、好きなハーブや香味野菜を入れておくと、香りの良い調味料として、サラダの味付けやお肉の下味、炒め物、パスタなどに使えます。塩の重さに対して水は5倍程度。水の一部を酢にしてもよいそうです。

一方、砂糖は重さの3倍程度の水で煮立てて溶かすと、ガムシロップ状になります。そのまま、シロップとして飲み物や食べ物に使用できます。

 

(オトナンサー編集部)


ライター:関口絢子(せきぐち・あやこ)
料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/)。

 

▼家事が楽になる「魔法の家事ノート」アプリはこちら▼
魔法の家事ノート

-家事ノート

関連記事

夏に大量繁殖! ブツブツや体臭の元となる「マラセチア菌」の症状と予防法

皮膚トラブルや体臭の元になるマラセチア菌。汗をかきやすい春夏は繁殖しやすいので、特に注意が必要です。症状と予防法を聞きました。 マラセチア菌の繁殖と感染を防ぐ方法は?   体のブツブツや体臭 …

【漫画】晩酌中のママに添い寝を断られた息子、あと何回寝れる?と涙するとママは…「刺さりました」

1人で晩酌をしていたときの出来事を描いた漫画が話題に。パパと4歳の息子が寝室に行った後、1人で晩酌をしていたママでしたが…。 1人で晩酌をしていたときの出来事を描いた漫画のカット=ちい(chii_ma …

ぐずる、騒ぐ、席を蹴る…子どもと「新幹線」に乗る際、親が気を付けるべきこと

旅行や帰省などで子どもと新幹線を利用する際、保護者に求められる振る舞いとはどのようなものでしょうか。子どもも周囲の乗客も気持ち良く過ごすために、親が意識すべきこととは。 子どもと新幹線に乗る際の注意点 …

フェイクファーやフリースが“フワフワ”に復活するウラ技が話題に! 専門家「有効です」

フェイクファーやフリースがふわふわ、さらさらに復活する方法がSNS上で話題に。その方法は「犬猫用ブラシ」でブラッシングするという意外なものでした。   犬猫用ブラシとヘアスプレーで…(@TV …

「薬をお茶で飲んではいけない」は本当なのか

「薬はお茶で飲んではいけません」――。家庭や学校、病院などでそう教わってきた人も多いはず。しかし、それは真実なのでしょうか。医師に取材しました。 薬をお茶で飲むことに問題はないのか   「薬 …