なにかと話題の朝ドラ「半分、青い。」を手掛けるのは、脚本家・北川悦吏子。
90年代は高視聴率ドラマを連発し、特にラブストーリ―を得意としたことから、
「恋愛の神様」と呼ばれておりました。
今回はそんな北川悦吏子先生の、懐かしの90年代ドラマを振り返ってみました。
みなさんも、ときめいた思い出はありませんか?
ロングバケーション
落ち目のモデルである南と、冴えないピアニストの瀬名が、南の婚約者の失踪をきっかけに、同居することから始まるラブストーリ―。
私は、このドラマが大好きすぎて、毎年4月15日(初回放送のあった日)に赤ワイン(瀬名と南がよく飲んでいた!)を飲みながらDVDを見るという儀式をしています。
今でも、セリフはほとんど頭に入っています。
大好きなセリフは桃ちゃん(稲森いずみ)の
「男女の友情って、すれ違い続けるタイミング、もしくは永遠の片思いのことを言うんです」ってやつ。
私には男友達なんていないけど、うんうんとうなずいてしまう説得力。
稲森いずみは、キツい役どころが多かったけど、この頭の中にピンクの象さんがいっぱいなキャラで一皮むけたように思います。
もうすっかり、南の年も追い越して、アラフォーになってしまいましたが、いつ見てもぐっとくるドラマです。
ちなみに、私が好きなのは豊原功補演じる、杉崎哲也。
南と恋仲になるも…あえなくふられてしまう姿が泣かせます。
(ま、全視聴者が、杉崎はふられるって分かっていたと思いますが。)
「南~!!」「瀬名~!!」と名前を呼び合うだけのシーンはドラマ史に残る名シーン。
愛していると言ってくれ
聴覚障碍者の画家と女優の卵が、さまざまな困難を乗り越えながら、恋に落ちていくストーリー。
「トヨエツ」ブームのきっかけになった作品。
長く細く大きな手で手話をされた日には!!
そりゃ、紘子(常盤貴子)じゃなくても、好きになっちゃいますって!
それから、黄金に輝く水の中から、裸体のトヨエツと常盤貴子が出てくるオープニングも印象的でした。
ドラマの中では、元気で前向き、おっちょこちょいな常盤貴子も、オープニング映像では官能的でねえ…。
ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」が良くてねえ…。
ちなみに、このドラマで私が好きだったのは、常盤貴子の幼馴染で、ずっと好意を寄せている役の岡田浩暉。
(トゥビコンといって、分かる人はりっぱなアラフォーです!)
北川悦吏子ドラマは、こういう当て馬的役どころが非常にせつなくていい味を出すんですよ!
「半分、青い。」では変人漫画家なトヨエツですが、このドラマでは間違いなく、王子様でした!
白シャツがまぶしかった~!
素顔のままで
図書館司書として働くお嬢様とミュージカルスターを目指すヤンキー、正反対のふたりが同居し、友情を深めていく物語。
公園でスカーフ片手に突然、踊り出した中森明菜が忘れられません。
ミュージカルスターってこういう感じ?と間違った情報を得てしまった、小学生の私でした。
それから男性キャストに東幹久と的場浩司。(25年前はトレンディな二人だったのです!!)
東幹久をめぐって三角関係になる主人公たち…、軍配は安田成美にあがる。
このドラマでも見守り男子、的場浩司がいい味出してました。
高視聴率のためか、無理やり話を伸ばそうとしたのか、第10話から唐突に第二部に突入。
唐突に、主人公(安田成美)に心臓病発覚。
唐突に、くっついたはずの東幹久と離婚。
この時代らしい、急展開、急ハンドルでした。
最終回の「ゆびこぉおおお(優美子)」という中森明菜の雄叫びは、このドラマの代名詞?とも言えるのではないでしょうか!?
蛇足ですが、ウッチャンナンチャンが当時、このドラマをパロディにしていて、おもしろかったんですよね。
(安田成美役がナンチャンで中森明菜役がウッチャン、なんかすごい似てた!!)
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「半分、青い。」は、展開やセリフが朝にそぐわない!と批判もあるようですが、まだまだ何が起こるかわかりません!
北川悦吏子先生のこと、きっとなにか驚きの展開があるのではないでしょうか!?
参考:
Wikipedia
都内在住新米ママ。娘(2歳)と、その娘を愛してやまない夫との3人家族。
ママとしての知識と経験を増やしていきたいです!