家のモノを捨てることができず、モノをため込んでしまうタイプの人は、人間関係もうまくいっていないことが多いのだそうです。
風水では、人間関係は縁の気である「風」から生じると考えられています。
大量のモノでごちゃごちゃしている家には「風」が流れていかないため、それも当然のことかもしれません。
「人間関係がうまくいかない」「ツイていないな」と感じる人は、まずは「風」が通るように、不要なものを捨てるところから始めましょう。
併せて、運気を上げる捨て方もご紹介します。
開運の第一歩は捨てることです。
風水の観点から捨てるべきものをご紹介します。
断捨離風水1.洋服
捨てにくく、知らず知らずのうちに溜まっていく洋服。
しかし、着なくなった服をしまっておくと、クローゼットや引き出しの中には陰の気がこもってしまいます。
そうならないためにも、「2年以上着ていない服は捨てる」などのルールを作り、季節ごとに捨てるよう心がけましょう。
捨てる時の注意点は、生ごみとは袋を分けること。
生ごみの悪臭が、捨てる服についてしまうと、人間関係や恋愛運に影響を及ぼしてしまうのです。
また、服を捨てるならよく晴れた日にしましょう。
捨てるものでも、あえて「陽の気」を当てることで、今までの悪縁や厄を取り払うことができるのです。
断捨離風水2.手紙や年賀状
手紙や年賀状も捨てにくいもののひとつです。
年賀状は、長い期間取っておくと、現在の運気に悪影響があります。
その年の春分の日までには処分するように心がけて。
処分する日には、玄関かリビングに赤い花を飾るようにしてみましょう。
人間関係が良好になり、新しい出会いにも恵まれるようになるでしょう。
手紙は良い内容のものは、かごなど、通気性のよい箱にいれて日当たりのよいところに保管してください。
不要なものは白い紙にくるんで捨ててみて。
断捨離風水3.ぬいぐるみ・人形
ぬいぐるみや人形も捨てにくいですね。
しかし、風水的には、人形やぬいぐるみは家族と同等に運気を分け合う存在。
ぬいぐるみが多くある家は、本来の家族が受け取る運気まで、ぬいぐるみに吸い取られていると考えられます。
なので、人形やぬいぐるみは、気に入ったものを厳選し、3体くらいまで飾るようにしましょう。
どうしても数をしぼれない場合は、ラタンなどの通気性のよい箱に収納しておけばOK。
季節や気分によって、飾る人形を変えてみてください。
捨てる時は、他のごみとは分け、紙袋に入れ、洋服と同じように晴れた日に出すようにしましょう。
断捨離風水4.お守り
処分の仕方に困るという人も多いのが、お守りやお札。
これらの寿命は、受け取った日から一年間と考えます。
長期間持っていると、逆に運気が滞ってしまうので、注意しましょう。
しかし、ごみ箱にポイと捨てるのはもちろんNG.
できたら、いただいた神社やお寺にお返しするのが一番良いのですが、行けない場合は、近所の神社やお寺にお返しするようにしましょう。
神社のものは神社に、お寺のものはお寺にお返しするように気を付けて。
断捨離風水5. 食器
食器もまた、壊れない限りはなかなか捨てられないもののひとつ。
ですが、使わない食器を収納しておくと、健康運に悪影響が出てしまいます。
命の源である食事をサポートする食器は、自分の気に入ったものを使うようにしましょう。
気に入らない食器で食事をすると、行動力ややる気も失せてしまいます。
捨て方ですが、長く使った思い入れのある食器の場合は、少しだけ割って捨てるようにしましょう。
こうすることで、悪運がたまりにくくなります。
断捨離風水.まとめ
捨てることは、買ったり貯めたりするよりも苦しくて難しいことです。
しかし、円滑な人間関係を築き、幸運を呼び寄せるには、不要なものを捨てることが不可欠なのです。
捨てにくいものでもルールを設けて、風水的に正しい方法で処分する習慣をつけたいものですね。