働くママの妊娠・出産・育児 乗り切り法

投稿日:2021-04-20 更新日:

年々、共働き家庭が増え、たくさんのお母さんたちが仕事に育児に家事に…忙しい毎日を送っています。
働きながらの妊娠期間、出産準備、産休や育休を経ての仕事復帰。先輩ワーキングママはどう乗り越えてきたのでしょうか。
今回は姉妹サイト「ママニティ」の読者にアンケートにお答え頂きました。

つわりや妊娠中の様々なトラブル…妊娠しながらの仕事継続どう乗りきった?

とりあえず気合い派

・気力。周りも、力仕事などは気を使ってくれ、よく声をかけてくれました。

・出社時間を早めてラッシュを避ける。とにかくがむしゃらに頑張る。

職場や家族に助けてもらった派

・疲れた日は無理しない。休んだり、食事も惣菜頼み。職場へは早目に報告し、協力してもらった。

・上司や同僚の協力や理解のもと、調子が悪いときは休ませていただいた。

・体調が悪いときは、無理をしないで、会社の人に協力してもらう。吐きつわりだったので、よく会社で吐いてました。

・基本無理はせず!デスクワークなので歩く回数を増やしお腹が張れば横になる。適度にお休みを取りリフレッシュする

・周りが理解があり、力仕事は変わってもらえた。事務仕事なので、なるべく座りっぱなしにならないように動いたり、神経質にならずにいつも通り働くようにした。つわりはむしろ働いていたおかげで乗り越えられた気がする。

・あえててきぱき動くことでみんなが手伝ってくれました!

・一人目のときは、上司の計らいで出張外出を最低限に、休憩もしながら、働けました。二人目のときは、早めに引き継ぎを開始し、誰でも業務ができるようにしくみ作りを上司はじめチームメンバーと一緒にしました。切迫早産で1ヶ月半早く休むことになりましたが、あらかじめ先に始めることでチームみんなで助けてもらうことができました。早めの準備は大切です、妊娠中いつ何があるかわかりませんから。

逆に仕事が気分転換になった派

・仕事をしている時は気がまぎれるので気持ち悪さなどは感じなかったし、いろいろ不安なことも考えずにすみました。

・乗り切る感は特になかったです。不思議と仕事に行くとつわりも緩和していた様な気がします。

・仕事をしている方が楽だったので、特に大変と言うことはありませんでした。

・食べつわりがあったけど、仕事をしている間は気が逸れて間食することはなかった

働き方を変えた派

・職場の方が簡単な事務仕事に配置がえしてくれた。

・内職をして、子供が休んでも迷惑がかからない働きかたを選んだ

その他

・乗り切れなかった。遠回しに退職の方向へ。

・基本無理はしない具合が悪くなったらトイレでやすんだり、残業はなるだけしないように心がけた

・周りの職員に、何かをお願いするときは具体的に理由とお願いすることを伝える、感謝することですかね。「妊婦なんだから。や言わなくてもわかってくれる」と言う気持ちは捨てて、うまく甘えてください!その上で、身体に負担の軽い業務は真面目に取り組む!これに限ります!

・いきなり絶対安静を告げられて変わりもいないし、大変な事になり仕事の内容が内容だけに会社が大混乱になりました。とりあえず、上役の方々に電話とノートパソコンをお布団の横へ常設してやりとりをして3ヶ月乗りきり、安静解除の後は育休に向けて引き継ぎをスパルタ指導しました。

仕事に集中していると気がまぎれる、逆に、乗り切れなかった、というご意見もありました。
周りからサポートを受けたら、感謝の気持ちは忘れず伝えたいですね。

そして妊娠中から考えておきたい『仕事復帰』のタイミング。
保育園に入りたくても入れない…。泣く泣く会社を退職しなければならない…。という事態にならないよう、出来る限り最大限の努力を!と働く先輩ママの『保活』のポイントを聞いてみました。

「これで入園できた!」先輩ママが明かす”保活のポイント”

認可外保育園も選択肢に

・赤字覚悟で認可外保育園に行かせて仕事復帰しポイントをかせぎ、次の年に認可保育園に無事に入園。短期的にみると赤字だが、6年間保育園に通うことを考えると、金銭的にも安い。先行投資。
両親共働きの40点満点の家庭が山ほどいるので、1ポイントでも多くポイントが付いてる方が優先されるし、第一希望の園に入りやすくなる。

・子どもが2歳になるまではと思い、大規模な園より、少人数のアットホームな園を探した。保育料は高いのですが、充実したカリキュラムですごく良いです。

・妊娠中、安定期に入ってから認可の保育園の他に、自宅~勤務地の範囲で通える認証保育園、保育室、認可外保育園をすべてピックアップし、見学&申込をして、いざ認可に入れなかった時の対策を万全にした。中には先着順で受付しているの園もあるので、早く動いて損はありません!

とにかく役所に通い詰めた

・区役所に行きまくる。自宅近くの人気の園より、ちょっと離れた園を第一希望にする。

・とにかく、入りたい気持ちを伝えた。

・毎日役所へ頼む

・ギリギリだったため市役所でたくさん話をして面談にたどりつくまでねばった。

口コミやママ友の情報を活用

・ママ同志のコミュニケーション。内職も知人のママから紹介してもらった。仕事について情報やアドバイスも同じ母親の観点からもらえた

・上が3歳(年少)、下が0歳での入園となり、同園を希望していたため、かなり狭き門と言われた。そのため、①4月の年度初めに入園希望する②新設園を希望する③募集枠が大きめなところを希望する。これらを行って、第一希望に入園できた。もちろん、見学などの情報収集はしっかり行った。

・出産届けと一緒に保育ママ申請、仲の良い近所の方々にもまめにコミュニケーションをとり、結果的に復帰予定日に保育ママに入れなかった一ヶ月の間はシフトを変則的にしてもらい近所の方々に預かって頂けました。

・書類をよく読み、どうしたら加点がもらえるかなど熟知。見学よりも、口コミのほうが信憑性があるので情報を取り入れるようにした。

・色々な保育園の保育行事などに参加をしたりしました。

・頼れるつてはすべて使い、どんな条件が入りやすいか情報収集しました。あとはパパが4月に産まれるように言い聞かせました。予定日は3月下旬でしたが、パパの話をきいて4月前半に産まれました。

その他

・入りやすい地区に引越をした!

・特になし。偶然、自宅近くに新設の認可保育園 が出来、年度途中でしたが、難なく入れました。

・待機児童がいない地域なので、苦労は無かった。特段、頑張る必要が無かった

・私は幼稚園に入れたかったので実家で見てもらった

・妊娠後期に近所に新設認可保育園ができることがわかり、入れればいいなくらいの気持ちだけでした。入園申込をするとあっさり許可。育休を短くせざるを得ませんでしたが、もっと長く育休を取っていたら入れなかったかもしれません。

保活経て、「保育園に入れた!」と思っても、子供の急なお熱での呼び出しがあることも…。
仕事と育児の両立の難しさや葛藤、それでも働いていて生きがいに思うことなど、ご意見をまとめました。

「仕事と育児の両立は大変だ!!」と思うこと、「仕事していて良かったな!」と思えることは?

大変だと思うこと

・朝、ぐずる子どもを、むりむり支度して出勤する

・子どもの体調が悪く何日も仕事を休まなくてはいけないこと。朝晩のバタバタ生活も大変だけど、それは他人に迷惑がかからないから乗りきれる。

・職場で、役職があると、家庭のことを理由に職場の業務から逃げられない。

・子どもの病気の時。残業したくても出来ない。

・夕食の準備。どうしても遅くなってしまうし、疲れている時はやりたくない時もあります。

・いきなりの風邪、行事、用事。

・朝から夜まで休む暇なく動き続けなきゃいけないから大変。

・時間に追われる事が大変。朝より帰ってきてからの家事、育児がハード。

・時間に終われてしまい毎日慌ただしく過ぎ、自分の時間がない。

・バランスを取るのが難しいです。どちらも中途半端になっている気がします。

・大変なのはやっぱり家事。仕事は残っても引き継ぎ出来るけど、家事は自分達でしないといつまで経っても家が片付かない。

・家事や家のことは少し手抜きになってしまうことがマイナス。

・常に時間に追われていて、平日はゆっくり座る時間もままならないので、子供ともじっくり関わる時間が短い。

・就業時間が遅いため、帰ってから1人でバタバタお風呂に入れ食事を済ませ寝かしつけて…大体そのまま子供と就寝(笑)1人で全てをこなさないといけないため大変。

・とりあえず、全ての事に対して時間が足りない。楽しい事は・・・今まだ無い。

・家に帰ってきてから家事をするのが面倒だと思うし、1人ならご飯もある物で済ませれるけどそういう訳にはいかないのが大変。

働いていて良かったと思えること

・自分の世界が広がる。保育園のママもワーキングマザーなので、さっぱりしていてとても付き合いやすい。

・基本的には大変だけど、家でゴロゴロしたり、お金がないと悩んだりするよりは全然良い。旦那とお互い刺激し合って、競い合うのも楽しいし、子供にも習い事をやらせたり、好きなことをやらせてあげれたり、家族で海外旅行に行けたり、今の生活に満足している。

・限られた時間を有効に使えるようになった。仕事を持つことで、母・妻以外の自分でいられる時間ができる。仕事でも、以前と違う視点での物の見方が出来るようになった気がする。

・自分が稼いだお金だから気楽に使える。社会の一員になってる気分になれる。

・まだ子どもが小さくて風邪など良くひくが、もう少し大きくなったら急なお迎えもなくなるので、「今だけ」と思ってそれを含め楽しみながら頑張っている。

・お給料で、子供に色々買ってあげられる。

・生活にメリハリがついて、楽しい。

・お風呂でその日の話を子供から聞くこと。

・いつの間にか出来るようになった事を見つけた時の『やったね♪』の気持ちが楽しい。

・唯一土日の休みに家族で買い物やお出かけ!!

・たとえ仕事でも自分の時間が持てるのは楽しい。

・子供の成長が楽しい。休みの日は家族で出かけたりするのも楽しい。

・でも、子供の園での生活を連絡帳で見て子供と会話して、園で作ったさまざまな工作を見ると、専業だったらこんな工作を作ったりしないだろうなぁ~保育園に入れてよかった!って思います。

・新しいことにチャレンジできるのが楽しい。

この4月から職場復帰されるママも多いのではないでしょうか。
仕事をするワクワクと子供と離れて過ごす不安、いろんな思いがあると思います。これからワーキングママになる方に向けて、先輩和キングママからアドバイスをたくさん頂きました!

これからワーキングママになるあなたへ

・子どもを育てるのには労力がかかります。自分の時間はほとんどありませんが、成長するに従ってだんだん楽になります。お手伝いをしてもらうのも楽しいですね。子どもも大事ですが、まずは自分が健康であることが大事だと思います。

・厳しいようですが育児してるから仕事は甘くみてもらえるような職場ばかりではありません。給料もらう以上、職場ではきりっとキャリアウーマンの顔、家では優しいお母さんの顔、そしてたまには女子会で女の顔。気持ちをうまく切り替えて頑張ってください。

・小さい大事な時期に働くなんて、って言う人もいるけど、働くことでママがイキイキできるなら子どももイキイキ保育園に通ってくれます!働くママをカッコいいって言ってくれます!

・初めは不安だらけ、慣れない両立に苦戦するかもしれません。でも、頑張っている姿を必ず見ていてくれる人がいますよ。

・共働きは、家事育児の「分担」でやらなければ潰れてしまう。スゴく大変ですが、子供はしっかり背中を見て育ちますよ。「働いていて子供が可愛そう」などと言う人もいますが、「限られた濃密な時間を大切」にすれば大丈夫。自信を持って「仕事」「育児」を頑張りましょう!!

・子供は子供の世界があり、大人は大人の世界があります。それぞれがんばってきて家に帰ってきたとき、お互いがお互いをよりいっそういとおしく感じます。働くことで得た経験、対価は、子供にとってとても大事。自分を信じて自分の可能性を広げてください。

・無理はしなくていいんです。頑張りすぎて、子どもの成長を見逃してしまうことも。仕事をしていて、子どもと過ごす時間は短いですが長さより濃さ!子育てしやすい社会を一緒に築いていきましょう!

・厳しいようですが仕事は仕事です。ちょっと小遣い稼ぎ程度のパートだからと軽い気持ちでこられると迷惑です。すぐに辞めたりするとやっぱり子持ちはだめだとレッテルを貼られてしまい、今、頑張って働いてる人の足を引っ張りかねないです。大変なのはみんな同じなので一緒にがんばりましょう!

・がっつり稼ぐという考え方は捨てた方がいい。家族優先で考えてください!仕事は失ってもすぐ見つかります。家庭は失ったら取り返しがつきませんよ。

・育児と仕事の切り替えが大事かと思います。

・無理しすぎず、まわりの協力を頼む。たまには、一人の時間を作ってリフレッシュ(*^^*)

・1人で何でもやろうとせず周りに甘えつつ完璧を求めないこと!手抜きして少しでも子供との時間を作ってあげてほしい!

・自分ばかりが負担にならないよう家族の協力を得ながらやっていくことが大事です。たまの息抜きも必要ですよ!

・仕事を抑えて家事を頑張るか、仕事頑張って家事を控えるかの話し合いを旦那と何回もした方が良い。

・1日の終わりに、嫌だったなぁとかダメだったなぁとかマイナスの気持ちでその日を終わらない事。反省はしても悔やまない。やっぱり、気持ちが大事だと思うから。あとは、まわりの手を借りる事。一人で頑張らない。

・育児をしていない時より、時間の制約がある事を意識し、割り切り、あまり無茶な働き方をしなくなり効率よく仕事が捗るようになったが、子供が病気になった時や、その病気を自分が貰ってしまった時には周りにも大きな迷惑を掛ける事になった。でも育児(家事)と仕事が両立できている事には充足感を感じる。長女が将来の夢を『ママみたいにお仕事もするママになる』と言った時は嬉しくてニヤけた。

・両立、できるかなぁ?って最初は心配でした。でもいざやってみるとできるんです。毎日一緒に居た分、離れるはつらかったです。でも、子供はグーんと成長して帰ってきます。私は働きながら子供を保育園に預けてよかったと思います。パパの協力があると助かるのになぁ~って最近思います。(笑)

・気負い過ぎず、世にある制度は堂々と使いましょう。私は職場が良い所では無いので、出産した事を『出産する予定ですなんて言ってたかぁ~?』と絡み口調で言ってきた男の上司(38、既婚、子無し)がいますが、こんな人がいても負けずに頑張りましょう。

・旦那さんをいかにイクメンにしていくか、家事の協力を得られるかにかかってます。ここがうまくいけば乗り切れると思います。旦那さんとの報、連、相が大切だと思います!

・とにかくうまく周りの人間に助けてもらう!自分に余裕のあるときはその分お返しする。病気にならない子はいないので、周りの理解と協力体制を作ることで日々気持ち良く過ごせるかが決まってくるかと思います。あと、母親が疲れているときは、子どもも疲れているというのはほんとだと感じます!自分が疲れてきたなぁと言うときは休養を!

・想定外に起こること(急な発熱による等呼び出し)がありますが、家族同僚などまわりに協力を上手く得れば働き続けられます。そのためには、自分が本気で子どもに向き合い、仕事に向き合い、そのことでまわりに何も言わせないくらいの気持ちでひたむきに頑張ることが大切だと思います。こどもを言い訳にしたり、仕事を言い訳にしたりしない、それだけでまわりはついてきます。

いかがでしたか?
育児に仕事に、大変だと思いますが、たくさんのママが応援しています。共にがんばりましょう!

【参考】
ママニティアンケート

-仕事
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この記事を書いたライター
35style編集部
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