愛し合って結婚した夫婦とはいえ、他人であることにちがいはありません。
育ってきた環境が違えば、価値観が異なることも、すれ違うこともあるでしょう。
それでも、一生仲良く幸せな結婚生活を送るためにも、「ここだけはしっかり話し合って、共有しておこう」というポイントを押さえることが大事です。
幸せ夫婦であり続けるための夫婦の共有ポイントを、この機会にチェックしてみませんか?
夫婦で確認すべき5つのこと
夫婦として人生を共に歩んでいくときには、やっぱり最低限の確認作業と情報の共有は必要です。
夫婦の間で、次の5つは最低でも話し合っておくといいでしょう。
- 生活スタイルに関する価値観
- 家計管理に関する価値観
- セックス&子どもに関する価値観
- どうしても我慢できない“イヤなこと”
- 将来の展望に対しての考え
人の考え、価値観は、ときとともに変化していくもの。
なので、結婚するときにだけ話し合うのではなく、こまめに確認する機会を持つことも大事ですよ。
夫婦お互いに生活スタイルを共有しよう
他人同士が夫婦になって共同生活を始めれば、これまでの自分の生活スタイルを変える必要がお互いに出てくることも多々あります。
ですから、話し合うことは必須。
【*チェックリスト*】
□食事に関すること(自炊派か外食派か/食事は一緒にしたいかなど)
□家事分担に関すること(当番制にするか、分担制にするか/苦手な家事、得意な家事など)
□休日に関すること(休みはどれくらい合わせられるか/休日をどう把握し合うかなど)
□自由時間に関すること(一人の時間がどれくらいほしいか/個人部屋がほしいかなど)
ケースバイケースで、イレギュラーな日があってもいいでしょう。
ですが、基本的なライフスタイルは、夫婦で共有しておくべきです。
それができないと、不満がどんどん溜まってしまいます。
夫婦お互いに家計管理方法を共有しよう
夫婦になれば、お金を自由に使うこともできません。
金銭トラブルは離婚原因でも上位を占めますから、しっかり話し合っておくといいでしょう。
【*チェックリスト*】
□どちらが主に家計管理をするのか
□お小遣い制にするのかどうか
□この先大きな支出の予定があるかどうか
□お互いの収入をどう管理するか
お互いが使うお金を事細かに申告し合うのは面倒ですが、たとえば高額な買い物を勝手にされてしまっては困ります。
お互いのお金の流れをどのように把握するのかという金銭管理については、しっかり話し合い、共有しておくといいでしょう。
夫婦お互いに夜の生活&子どもについての考えを共有しよう
間違ってほしくないのは、「週に○回は“する”といったルールを作りなさい」ということではないということ。
非常に繊細な部分なのですが、たとえば、「こういう行為は苦手」とか、「スキンシップを多くしたい」とか、そういう価値観を伝えることができるようにしておきましょう、ということです。
面と向かって座り話し合うのもいいですが、ベッドで抱きしめ合いながら打ち明けるのもOK。
また、子どもがほしいかどうか、いつ頃を望んでいるかなどを話すことも忘れないようにしましょう。
一方が子どもがほしいと思っていて、もう一方が「まだ先がいい」と思っていても、そこ考えを共有できていなければ不満が募ってしまいます。
夫婦お互いにイヤなことを共有しよう
「本当はイヤだと思っているのに言えない」
そんな我慢が、不仲や離婚を引き寄せます。
どんなに愛している人であっても、これをされたら傷つくしイヤだ。
そういうことは、遠慮せずに伝え、互いに共有していくべきでしょう。
「言わなくてもわかって」と考えるのは危険です。
夫婦お互いに将来のことを共有しよう
夫婦としてどんな人生を歩みたいか、定期的に話し、目指す目標を共有しましょう。
たとえば、家を建てるとしたら○年後にしよう、とか、仕事をリタイアしたらしたいこと、とか……。
この共有を持つことで、夫婦の足並みがそろいやすくなります。
共有ポイントをおさえて、幸せな結婚生活を送りましょう!