今回は私の主人が「パパから見た子育て」を書きます。主人は、子育て家族向けの講演会などもしています。
子どもが生まれて10年、父親になって10年となりました。
「独身男」が結婚し「夫」になり子どもが産まれ「父」になりました。
子育て家族向けの講演会などでいつも参加者に問いかけることがあります。
それは「男性はいつ、どうやって父になるのか?」
男性はいつ父親になる?
身体的な苦痛もなく、ホルモンバランスも変化無し、生まれた子どもを抱いた時の「生命の実感・存在」を感じて「よし!今日から俺は父になったあ!」と、気分的な変化といったらいいんでしょうか。
女性は身体的な変化で「母」になり、男性は気分で「父」になる。
我が子を初めて抱いた日の感動は束の間。
月日が経ち、赤ちゃんは激しく泣き、叫び、吐き、泣く吐く飲み込む泣く・・・大変です。
赤ちゃんが泣く。父が抱く。さらに、ギャアギャア泣く。これは困りますね。
そして、赤ちゃんを母に任せる父。良くある風景です。これが深夜だったらどうでしょう?
父親になれるきかっけを作る。
母も父も眠い。でも、赤ちゃんは泣きます。
父親は、「仕事で疲れているんだ!明日、仕事が早いんだ!」という理由で眠ることができます。
では、母親は?母親はどうすれば逃げられるのでしょうか?夫は、一度、赤ちゃんと一日中一緒に居る事をおすすめします。
赤ちゃんには「日本語が通じない」と言うこと。言葉が通じない、つまり言うことを聞いてくれない存在とずっと一緒に居るという事。
これは大変です。大いに変になりそうになります。
父親のみなさん、ぜひ1日でいいから赤ちゃんと二人っきりの時間と空間を共有してください。
母の「大変さ」を味わいましょう。
仕事は評価してくれます。
子育ては誰が評価してくれますか?
配偶者のあなたです。
「今日もありがとう」
「いつもありがとう」
お互いに感謝の気持ちを忘れないで下さい。
最後にそしてもう一度聞きます。
あなたはどうやって父になりましたか?
まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
子育て応援「ZEROSAI」
http://zerosai.com/