あくまでも私の解釈ですが、これを発見した時、ますますこの絵本が好きになりました。
そうです。
絵本「はらぺこあおむし」に子育てのヒントを発見したのです。
子ども達を見守る存在
はらぺこあおむしは「月」に見守られながら生まれてきました。
新しい命を優しく包み込むような柔らかい光で、はらぺこあおむしを見守ります。
誕生後、はらぺこあおむしが食べ物を探しに探検に出るようになった時に見守っているのは「太陽」です。
力強い光で、はらぺこあおむしを見守ります。
この「月」と「太陽」、人間でいうところの「親」を表していると解釈できるのではないでしょうか。
「月」や「太陽」のように、時に優しく、時に力強く。
子どもの成長には親の存在が欠かせないと感じたのです。
経験は子どもの個性となる
「はらぺこあおむし」を持ってる方はじっくりと見てみて下さい。
最後、綺麗な蝶に変身したあおむしの色は、それまでに食べてきた食べ物の色で構成されています。
これは、あおむしの経験したことがすべてが成虫となった時の個性に繋がっていると解釈できるのではないでしょうか。
そう考えると、子ども達には
- 自然
- 美味しい食べ物
- 感情(楽しい、怖い、悔しい、嬉しい)
など、色々なことをたくさん経験させてあげたいです。
「はらぺこあおむし」は我が子も大好き。
小さいな頃から何度読み聞かせたことか…。
シンプルな構成であり、色も綺麗。
あおむしが食べる食べ物には穴が開いています。
そんな遊び心が詰まっているため0歳児でも楽しめ、昔から多くの人に愛されています。
今回は「はらぺこあおむし」から気付いたことを書かせて頂きましたが、他の絵本にも子育てのヒントが隠されているかもしれません。
そんなことを考えながら絵本を読み聞かせるのもアリではないでしょうか!
書籍:はらぺこあおむし 日本語版 エリック=カール (著), もり ひさし (翻訳)
執筆/まゆみ
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。