子どもは小学生になると行動範囲もグッと広がりますよね。
大人が送り迎えをしていた幼稚園・保育園の時とは違い、子どもだけで公園に遊びに行ったり、交差点を渡る機会も増えていきます。
そこでいま一度、考えたいのが子どもの交通安全です。
交通事故による死傷者数は小学1年生が多い!
交通事故総合分析センターによると、歩行中の交通事故による死傷者数は、小学1年生にあたる6~7歳児が一番多い傾向にあるそうです。
まだまだ一人で外を歩く経験が浅く、危険を察知する力が不十分だというのが原因のようです。
小学生の交通事故の原因は「飛び出し」が圧倒的に多い
小学生の交通事故の原因は「飛び出し」が多いようです。
小学1年生くらいまでは、興奮してくると一つのことに集中してしまい、周りが見えなくなることが原因と考えられます。
例えば鬼ごっこのとき。
子供は鬼から逃げることに夢中になり、全力で走って道路に飛び出してしまうなど、大人が思いもよらない行動をとりがちです。
もちろん、ドライバー側は注意深く運転することが義務ですが、子供たちにもそういった行動をとらぬよう、強く言ってきかせなければなりません。
我が子の事故を未然に防ぐためには?
子供の交通事故は安全確認を徹底するだけで、リスクが減るといいます。
気を付けるポイントは3つ。
左右をよく見よう! 車や自転車が来ていないか確認する!
無理はしない! 信号が変わりそうなときは、無理して渡らない!
これらを、お子さんによく言って聞かせ、徹底しましょう。
通学路を一緒に歩いてみたり、子供の行動範囲を把握しておくのもいいかもしれませんね。
もしも子どもが交通事故に遭ってしまったら、悔やんでも悔やみきれません!!
私も、子どもの見本になれるよう、信号が赤に変わりそうになったら、走らずに立ち止まる大人でありたいと思います。
【参考】
小学館、交通事故総合分析センター、朝日新聞DIGITAL