「素敵な子どもに成長させてあげたい」
親なら誰もが願うことではないでしょうか。
どんな子育てをすれば良いのか、子育て上手な親になるにはどうすれば良いのか。
そう考える日々が続いた頃、子どもが小学校に上がり、気づいたことがあります。
子どもは失敗をする天才
赤ちゃんは、何も知らない「真っ白で綺麗な無知」の状態でこの世に生まれます。
そして、親から守られ、愛情を受け、いろいろな経験を積み、大きく成長していきます。
ここでいう経験とは失敗とイコールです。
子どもは、何をやるにしても失敗をします。
コップを取ろうとして、何度、倒されたことか…。
つい「もー!何やってるの!」と言ってしまいますが、こぼれた水は拭けばよいのです。
その繰り返しで子どもは失敗から学びます。
そして、親は、叱るではなく「許す」体験をしていきます。
子どもは親バカにする天才
「真っ白で綺麗な無知」の状態で生まれた子どもは、日に日に出来ることが増え、周りをあっと驚かせるようになります。
「まだ2か月なのに寝返りした!」
「音楽に合わせて体を動かすのが上手い!」
と、ついつい「我が子は天才だ」と思ってしまうのでが親です。
その親の喜ぶ顔を見て子どもは愛情を感じ成長していきます。
もちろん、親の愛情の土台があるから、失敗しても心の拠り所があります。
「一緒に成長する」という心構え
赤ちゃんが「真っ白な無知」というのであれば、ママやパパだって「親として真っ白な無知」であるのは当然です。
長く生きている分、ついつい子ども達に「教えてあげなきゃ」「私がやってあげなきゃ」という気持ちになってしまいがちですが、子どもは失敗の天才です。
いろんなことを経験し、失敗し、親がそれを叱らず許す。
つい叱ってしまっても大丈夫です。
次から許してあげればいいんです。
子どもは何歳になっても初めてのことに遭遇すると失敗し、悩んで成長していきます。
大切なことは「親も一緒に子どもを成長する」という心構えです。
親だって分からないことだらけ。
失敗して当然です。
子どもと一緒に成長するという余裕のある心が「子育て上手」のポイントだと思います。
二児のママ。子育て応援ZEROSAI代表。
長男の出産をきっかけに、子育て支援をはじめ、高知県内外各地で子育てイベントを開催しています。
その中で、いかに、育児と家事を楽しむか、息を抜くか、手を抜くか(笑)毎日奮闘しています。
子育て応援「ZEROSAI」