厄年を迎えるという人や、すでに厄年の人、厄に関係なく、最近パッとしないなと感じている人。
もしかしたら、良くない“気”に囲まれている可能性があります。
恋愛でモヤモヤを感じている人も、厄払いができれば、恋もうまくいくようになるかもしれません。
神社などで厄払いをしてもらうのはもちろん良いのですが、実は、日ごろの生活に取り入れることができる風水を活用することで、厄除け・厄払いができるんです。
七色のものを身につけるといい【厄除け・厄払い】
厄を払ったり厄除けをしたりするには、七色のものを身につけると良いとされています。
昔から、厄年を迎えた人への贈り物には七色のものが良いと言われるのも、そのため。
もちろん、厄年でない人にとっても、七色のものを持つことは厄除けや厄払いに効果があります。
一種のお守りのようにして身につけるのがおすすめですよ。
どうして七色のものが良いとされているの?
厄除け・厄払いに七色のものを身につけると良いとされている理由は、諸説あります。
そのいくつかを紹介します。
●七難即滅 七福即生
少し難しいですが、これは仏教の経典の言葉です。
七難や七福とは、具体的にいうと次のことを示しています
〇七難=火害・水害・風害・旱魃・盗難・太陽の異変・星の異変
〇七福=律義・有福(裕福)・威光・愛嬌・大量・人望・寿命
世の中で起こりうる七つの難はすぐに消滅し、七つの福が生まれるという教えが、「七難即滅 七福即生」なのです。
ですから、厄(難)を消滅させるために七色のもの(七福)を身につけるのが良いといわれるようになった……ということのだと言われています。
●七福神に見立てている
七色を、「大黒天、毘沙門天、恵比寿天、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋尊」の七福神に見立てて身につけることで厄除けの効果があるとされる説です。
シンプルな説ですね。
●空海が七色のものを持っていた
真言宗の開祖である空海が旅に出る際、七色の小物を持っていて、そのおかげで難を除けたとされています。
そのため、七色=縁起の良いということで、厄を払う効果があるとされた説です。
七色のアクセサリーで恋愛・金運アップ!
難を除けるために七色のものを生活に取り入れるなら、アクセサリーがおすすめ。
もちろん、家具などに取り入れてもいいのですが、アクセサリーであれば外出先での厄除けにも効果が期待できます。
また、風水の考え方では、アクセサリーには「金」と「土」のパワーがあります。
このパワーによって、金運と恋愛運がアップすると言われていますから、七色のアクセサリーを身につけることで、金銭トラブルを回避して金運をアップできたり、恋愛運を高めて幸福をゲットすることに期待ができたりしますよ。
指輪やイヤリング、ネックレス……アクセサリーと言えば、身体に直接身につけるものですから、パワーをじかに体内へ取り入れることもできます。
七色アクセサリーの効果を最大限に高めるには?
七色のアクセサリーを身につけることで運気アップに期待できますが、その効果を最大限に高めるには、キラキラと輝くアクセサリーを選ぶことがポイント。
素材が革や布などのアクセサリーも素敵です。
ですが、風水においては、キラキラとした明るさのあるところへ良い運気が流れ込むと考えられています。
ですから、磨かれた石が使われているアクセサリーなどを選んで、光にきらりと反射させましょう。
そして、もっと大事なことは、「自分が好きだと思うお気に入りのアクセサリーを選ぶこと」です。
“輝き”や“七色”ということだけでアクセサリーを選ぶのではなく、あなたが「毎日でも身につけたい」と思えるほどのお気に入りのアクセサリーを探すことが大事。
そうすることで、七色のパワーも増大するでしょう。
わざわざ神社に行ってお祓いをしてもらうまでではないけれど、なんとなく毎日がパッとしない……。
そんなときは、七色のアクセサリーを身につけてみてくださいね。