娘寝かしつけのドライブ中にコンビニへ行った漫画 店員の一言に涙腺が…育児は千差万別だ!

投稿日:2019-10-02 更新日:

子どもの寝かしつけに苦労していた時期を描いた漫画が話題に。なかなか寝ない娘を寝かしつけるために、深夜のドライブをする夫婦でしたが…。

漫画「深夜に子連れでコンビニ行ってた話」のカット=ちくまサラ(chikuma_sara)さん提供

子どもの寝かしつけに苦労していた時期を描いた漫画「深夜に子連れでコンビニ行ってた話」がSNS上で話題となっています。なかなか寝ない娘を寝かしつけるために、深夜のドライブをする夫婦。途中、立ち寄ったコンビニで…という内容で、「うちも同じです」「懐かしい」「付き合ってくれる旦那さんがすてき」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

娘を産んで「こういうことだったのか!」

この漫画を描いたのは、ちくまサラ(ペンネーム)さんです。26歳で漫画家デビューし、現在は娘さん(3歳)の育児の傍らでイラストの仕事をしながら、育児漫画をインスタグラムやツイッター、ブログで発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ちくまさん「学生の頃から描いていました。育児漫画を描こうとしたきっかけは、初めての育児でつらいことが多く、ストレスを発散させたかったからです。つらかった出来事をギャグっぽく描くことで、読んだ人に笑ってもらい、共感や感想を頂くことでつらかった記憶が消化されました。

面白いことはもちろん、きついことを経験しても『これはネタにできる』と思えるようになり、ストレスはかなり減りました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ちくまさん「子どもを産む前は、『夜に小さい子を連れて出歩くなんて非常識』と思っていましたが、娘が寝ない子だったので独身の頃に見てきた親子と同じ状況になりました。そのとき初めて、『こういうことだったのか!』と理解できました。

子連れで夜出かけることにはちゃんと理由がある、親だって子どもには早く寝てほしいと思っているということを伝えたくて漫画にしました」

Q.寝かしつけの苦労は、いつごろまで続いたのでしょうか。

ちくまさん「深夜ドライブをしていたのは、1歳半ごろまでです。その後も、いろいろと試行錯誤しながら寝かしつけています。もうすぐ4歳の今でも寝つきは悪いです。だいぶマシにはなりましたが…」

Q.寝かしつけで苦労している「同志」に、どのような言葉をかけたいですか。

ちくまさん「もう『同じだよ! 分かる分かる!』としか言えません。寝ない子の親は、一般的に言われているような方法(昼間に遊ばせまくる、生活リズムを整える、音楽、室温、環境…)は全部試しています。寝ない子はとにかく何をしても寝ないので、よほどの専門家以外からのアドバイスは不要です。なるべく、自分のストレスを減らしていくことだけを考えてと言いたいです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ちくまさん「同じように寝ない子を持つ親御さんからの共感がほとんどでした。『懐かしい! うちの子も小さい頃やってました』というものや、『お店にいた年配の方から、こんな時間に子どもを連れて出歩くなんて!と叱られた経験があります。悲しかったです』というコメントも。

子持ちの方以外からは、『深夜の子連れって、こういう理由の場合もあるんだね』というコメントも頂きました。うれしかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ちくまさん「育児に関して思うことや描きたいことがたくさんあるので、引き続き、育児漫画を描いていきます」

(オトナンサー編集部)

【漫画】本編を読む

漫画「深夜に子連れでコンビニ行ってた話」=ちくまサラ(chikuma_sara)さん提供

▼家事が楽になる「魔法の家事ノート」アプリはこちら▼
魔法の家事ノート

-家事ノート

関連記事

精神科医が語る! 「寝る前2時間」で人生は決まる? 徹夜自慢は無意味

精神科医の樺沢紫苑さんの著書「人生うまくいく人の感情リセット術」から、「睡眠」が持つ意味について紹介します。 私たちにとって睡眠が持つ意味とは 「仕事がうまくいかず焦る」「人間関係にイライラする」「将 …

「新築祝い」のマナーを徹底解説! 相場・品物選び・手紙の書き方

大切な家族や普段お世話になっている同僚が家を新築――。そんな記念すべき人生の節目にふさわしい「新築祝い」とはどのようなものでしょうか。ここでは、相手別の相場や品物選びなどについて解説します。 &nbs …

肌がキレイな人はストレスと付き合うのが上手? あなたはどうですか?

近著に「化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア」がある、美容皮膚科医の菅原由香子さんに、「肌とストレスの関係」について聞きました。 肌とストレスの関係とは? 私たちにとって、「美容」は大きな関心 …

太く濃い鼻毛、一気に抜くのは間違いだった! そのワケは…

昨今はメンズエステなどの普及もあり、ムダ毛を気にする男性も増えていることでしょう。男性のムダ毛といえば「鼻毛」を想像するのは記者だけ? 今回は、正しい鼻毛の処理方法をお医者さんに聞きました。 鼻毛の正 …

歯医者の待合室で泣く妹と、兄のやり取りを描いた漫画 「かわいすぎる」「ほっこり」と話題に

歯医者の待合室における、幼い兄妹のやり取りを描いた漫画が「かわいすぎる」とSNS上で話題になっています。 待合室での兄妹のやり取りを描いた漫画の1カット=いちかわ暖(@ichikawadan)さん提供 …