小さな種からグングンとたくましく成長し、美しい花を咲かせる……。
そんな生命力あふれる花を部屋づくりに取り入れた「花風水」をご存じでしょうか?
お花の色や種類、そして飾る場所を意識するだけで、運気がグンとアップするかもしれません。
今回は「花風水」についてお話していきましょう。
生活に気軽に取り入れられる「花風水」ってどんなもの?
見ているだけで癒されるお花ですが、風水の世界では陰陽のバランスを整えてくれるものとされています。
もっと具体的に言うのならば、「乱れた悪い気を改善させる」「新しい良い気を生む」といった2つの役割を担ってくれる存在。
家電製品で例えるのならば、まるで空気清浄機のようですね。
しかし、ただお花を飾っておけば良いというわけではなく、場所や花の種類によっても開運効果が変わってきます。
それでは、実際に「花風水」を生活に取り入れる方法についてお話していきましょう。
花風水を飾る場所は?
家の中には悪い気が溜まりやすい場所があります。
そのような場所に清々しい生命力あふれるお花を置いて、悪い気をやっつけてしまいましょう!
スペースがないといった事情から飾れないときには、写真やポストカードを使うのも手ですよ。
気の出入り口である玄関
運気の出入り口とも言われている玄関は、ぜひお花を飾ってほしい場所。
玄関を開けたときなど、目につきやすい場所にお花を置くとさらに効果的です。
気のバランスが乱れがちなキッチン
みずみずしい食べ物があり、刃物や道具も多く、さらに調理をした際のゴミもある……といったキッチンは、つねにさまざまな気が入り乱れている場所でもあります。
陰陽のバランスを整えるためにも積極的にお花を置いてくださいね。
悪い気が溜まりやすいトイレ
どうしても悪い気が溜まりやすいトイレにもお花を置いてください。
つねに清潔を保つことはもちろん、お花のパワーにも手伝ってもらいましょう。
白など清らかなカラーも良いですが、悪い気をはねのける赤やオレンジといったパワフルなカラーのお花もおすすめです。
明日への活力を養う寝室
一日の疲れを癒す寝室も、悪い気が溜まりやすい場所。
寝ている間にリセットするためにも、お花を置くことをおすすめします。
ただし、欲張って複数のお花を飾ってしまうと、ソワソワと落ち着かない気の流れになってしまうので注意してくださいね。
花の種類と開運効果と方角をチェック
そもそもお花は女性と相性が良く、恋愛や愛情といったパワーを中心に開運効果をもたらしてくれます。
気に入ったものをフィーリングで選ぶのも悪くありませんが、お花のパワーにもぜひ注目してくださいね。
花風水1.チューリップ
チューリップはその花の色で効果が異なります。
赤いチューリップは西の方角に飾ることで恋愛運や愛情運がアップ。
ピンクのチューリップを西の方角に飾ると、吉報が舞い込むと言われています。
やる気が低下しているときには白いチューリップを北東の方角に飾ってくださいね。
花風水2.バラ
華やかなバラはお金の気を持っており、金運アップに効果が期待できます。
もし金運アップだけでなく異性との縁も求めているのであれば、西の方角に赤いバラを飾りましょう。
花風水3.ひまわり
まるで太陽のように明るく、ハッピーな気持ちにさせてくれるひまわり。
夏にはぜひ取り入れていただきたいお花です。
大きなひまわりはバラと同じく、金運をアップさせてくれますよ。
西または北西の方角に置きましょう。
花風水4.すずらん
白くて小さな花を咲かせるすずらんはイライラなどを解消し、穏やかで清らかな心をもたらします。
すずらんは北東の方角に飾ってくださいね。
女性らしさを高めたいときには、身だしなみを整える洗面所やドレッサー付近も良いでしょう。
花風水は鉢植え、花瓶どちらがよい?
「花風水」は生活に取り入れやすい一方で、枯らしてしまっては意味がありません。
また、濁った水は不運を招き入れやすく、空の花瓶は運気を吸い取ってしまいます。
花瓶の水は毎日取り換え、飾るお花がないときには花瓶は見えない場所へ片付けておきましょう。
また、切り花ではなく鉢植えを飾るのはダメ?と思う方もいるかもしれません。
鉢植えでも構いませんが、未婚の女性は要注意。
未婚女性が持つとされる「水」に関する気を吸い取り、運命の相手との縁も吸い取ってしまうので、結婚のチャンスを逃してしまうかもしれません。
「花風水」は運気アップだけでなく、つねにお花があることで心に安らぎを与えてくれるでしょう。
最近運気がダウンしているかも……と感じている方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。