経験者にしかわからない”セックスのない人生”のつらさ。
結婚生活が長くなるほど、セックスレスで悩む夫婦も多いのではないでしょうか。
姉妹サイト「ママニティ」の気がかり相談室Q&Aのコーナーからお悩みをピックアップ!
医師や専門家などその道のプロが、体や心、お金、くらし、夫婦関係など様々な問題を解決します。
今回はラブライフアドバイザー オリビアさんにご回答頂きました。ご相談内容はこちら!
◆限界です!オラオラ系旦那の勘違いセックスに耐えられない!
◆セックスレス?「SEXはしたいが旦那とは気持ち悪くて出来ない」妻。
◆OLIVIAの夫婦のセックスにまつわる“ここだけの話”
Q,AVは観るがセックスをしてくれない旦那…。
結婚して15年。私はもう女として見られていないのでしょうか。
どうすればSEXを再開出来るでしょうか。
夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本。
セックスレスは、男女ともにご相談される方が多いお悩みです。
とくに女性の相談者さんは、「セックスを求められない」=「夫に愛されていない」「女性として魅力がない」とセックスと自己価値を結び付ける傾向があるので、思い詰めてしまうんですよね。
どうか、セックスレスであることで自己卑下しないでくさい。
セックスレスは、「特定の理由(単身赴任、体調不良)がないにも関わらず、セクシャル・コンタクトが1ヶ月以上ない状態」を指します。
セクシャル・コンタクトは、「性的な接触」を意味します。
性器の結合に至らなくても、ディープキスや裸で抱き合う、全身の愛撫など、性的な触れ合いがあれば、セックスレスと見なしません。
あなたはどれに当てはまる?セクシャル・コンタクト チェックリスト
セックスレスにも程度がありますが、セクシャル・コンタクトはどれくらいありますか?
セクシャル・コンタクトを軽いものから順番にあげてみますので、チェックしてみてください。
彼や旦那との付き合い始めの頃にヒントがあるかも
意外と見落としがちなのが、初期段階のお互いを性的な目で見る/見られることです。
「女性として見られていない…」と嘆く前に、「ご主人はあなたのどういうところに性的魅力を感じるのか?」を考えてみてください。
日本人の男性には、セクシーなランジェリーで誘うお色気作戦や「セックスしたいけど誘えない…」どうか察して状態は、セックスレスを改善できないばかりか、逆効果になってしまうこともあります。
ふたりの付き合い始めの頃を思い出してみたり、ご主人に褒められたり欲情された出来事を振り返ってみるとヒントがあるはずです。
マスターベーションとセックスは別物
最後に、ひとつお伝えしておきたいことがあるのですが、男性は、ひとりで行うマスターベーションとセックスは別物と考えていることが多いです。
女性とは、性メカニズムが異なるため、理解しづらいかもしれませんが、思春期からのマスターベーションは、自分のペースで行う体のメンテナンス。
性欲があるから行うことではありますが、「射精欲」=「性交欲」とは限らないのです。
「出してスッキリする」排泄に近い感覚と射精後の「仕事に集中できる」感覚を得るために行うこともあります。
心地よいスキンシップの延長にセックスがあると心得て、少しずつスキンシップを親密にしていきましょう。
セックスレス解消まで、あと一歩ですよ。

◆限界です!オラオラ系旦那の勘違いセックスに耐えられない!
◆セックスレス?「SEXはしたいが旦那とは気持ち悪くて出来ない」妻。
◆OLIVIAの夫婦のセックスにまつわる“ここだけの話”

OLIVIA(オリビア)
ラブライフアドバイザー。アロマセラピスト。
1980年生まれ。学生時代に「女性のマスターベーション」をテーマに卒業論文を執筆。
2007年より性に関する総合アドバイザーとして活動開始。日本のみならず海外での講演やテレビ・ラジオ出演、書籍出版、スクール運営など、多方面で「女性が幸せになるためのセックス」の情報発信と次世代のラブライフアドバイザーの養成を行っている。
有名女性誌や週刊誌にも多数取り上げられ、SEX特集には欠かせない性のオピニオンリーダーとなっている。
近著に「愛され女子は知っている 世界でいちばん幸せなおうちセックス」(マガジンハウス)「誰も教えてくれなかった!飽きないセックス」(KADOKAWA)、「最高に気持ちがいい!感じるセックス、飽きないセックス」(実業之日本社)など。