幸運の基本は、自分を好きになること

投稿日:2020-05-31 更新日:

運と友だちになる習慣

まわりをみてみると、いつも幸運に恵まれてる人がいる一方で、なぜだかいつもうまくいかない人がいます。

そのような人は「結局、私はツイてないんだ……」と、生い立ちや環境のせいで、自分だけが運に見放されているように感じているかもしれません。

しかし「運を引き寄せ、自分の人生を好きになれるような、そんな毎日を築いていくことは誰でも可能」と、『運と友だちになる習慣』の著者であり、人生論の研究を行なっている植西聰さんは言います。

幸運を引き寄せるための基礎となる〈心〉について、著書の中からみてみましょう。

あなたは、特別な存在

最近、「自己肯定感」という言葉がテレビや雑誌など、多くのメディアで盛んに取り上げられています。
自己肯定感とは、「自分は大切で価値のある存在だ」と長所だけではなく、短所も含めて自分を肯定する心の感覚です。

この自己肯定感の不足が「幸運」に関わっているといわれています。

なぜなら、心の中に「自分に自信が持てない」「人と比べてしまう」といった、自分に対してのマイナスの感情をたくさん持っていると、知らず知らずの内に幸運から遠ざかってしまうからです。

というのも、心の中に「自分が嫌い」という意識があると、夢を叶えるための努力をしたり、積極的に行動しても、プラスの感情が思うように増えていきません。

そんなとき、ぜひ思い出してほしいのが、この人生で「今の自分」として生まれたことは、とても特別だということ。

自分は自分以外の人生を生きることはできないということを忘れず、「自分」のことを好きでいる。それが毎日を幸せな気持ちで過ごすために必要不可欠なポイントなのです。

「頑張っているのに、なぜか幸運になれない」と感じている人がいたら、その原因は心の奥底にある「自分が嫌い」という感情にあるかもしれません。

「自分に生まれて、よかった」という「自信」を持つことが、幸運への第一歩です。(本書19ページより)

マイナスの感情をおもいっきり吐き出す

「自分が嫌い」と思っている人は、どちらかというと「真面目でいい人」が多いようです。だからこそ、心の中にマイナスの感情をたくさん溜め込んでしまいます。

その状態で、心の中にプラスの感情を増やそうとしても、マイナスのエネルギーに打ち消されてしまいます。

そこで植西さんがおすすめするのが、マイナスの感情を紙に書き出すことや信頼できる友人に話を聞いてもらうことです。

幸運を引き寄せるためには、プラスの感情を増やすのと同時に、マイナスのエネルギーを吐き出すことが大切です。

「子どもの頃から親が厳しくて、大人になっても関わるのがつらい」、「仕事で大変な業務ばかりを押し付けられ、毎日がしんどい」という風に、自分が感じているマイナスの感情を捨て、幸運を引き寄せる準備をしましょう。

これは誰かを傷つけるためではなく、自分を幸せにするための行為なので、ためらう必要はありません。マイナスの感情を紙に書き終えたら、やぶって捨てると、すっきりします。(本書21ページより)

過去の自分を許してあげる


「なぜ、学生時代にもっと勉強を頑張らなかったんだろう」「あのとき、間違った選択をした自分を許せない」。

過去の自分に対して「許せない」という後悔を抱き続けている人は多いでしょう。人間というのは、なまけ心を出してしまったり、無意識に人を傷つけてしまうこともあるものです。

しかし、いくら後悔したところで、過去に戻ってやり直すことはできません。起こってしまった出来事は事実として受け止め、これまでの自分を認め受け入れる。

そうすることで、これからの幸運へと目を向けることができるようになるのです。

過去に「自分が許せない」と思うようなことばかりしていたとしても、思いを新たにすれば、幸運に向かって歩くことができます。(本書23ページより)

自分を認めてくれる人と付き合う

あなたのまわりの人は、あなたのことを認めてくれていますか?

植西さんによると、普段どんな人と付き合うかは、幸運を引き寄せるためにとても大切なことだとか。

自分を認めてくれる人とは、たとえばこんな人です。

  • 「素敵な考えだね」「あなたといると楽しい」とほめてくれる
  • 話しているときに「そうなんだ」ときちんと聞いてくれる
  • 落ち込んでいるときは、「あなたならきっと大丈夫」と励ましてくれる
  • 困っているときは、「私も手伝うよ」と助けてくれる
  • 「朱に交われば赤くなる」と、ことわざにもあるように、私たちは無意識のうちに身近にいる人の言葉や態度から影響を受けます。だからこそ、「自分を認めてくれていない」と感じる人とは適度に距離を置いて、悪い影響から逃げる必要があります。

    もちろん、その人を「嫌い」になりなさいと言っているわけではありません。一緒にいることで「なんでこんなことを言うのだろう」「一緒にいるとつらい」と感じる関係であれば、無理をしてまで仲良くする必要はないということです。

    自分を認めてくれる人と付き合うようにすれば、毎日が楽しく、穏やかになるでしょう。そして、あなた自身も相手を認め尊重すれば、互いの関係にいい循環が生まれ、幸運にも恵まれます。(本書33ページ)

    自分を好きになる。これは簡単なようでいて、意外と難しいもの。そのためには、あらためて1つひとつ自分の〈心〉に問いかけて向き合うことが必要です。

    植西さんの著書にはほかにも〈言葉〉〈意識〉〈行動〉〈生き方〉など、人生がうまくまわり出す習慣がわかりやすく紹介されています。きっと、「現状を変えたい」と思っている人の背中をやさしく押してくれる1冊です。



    引用書籍:運と友だちになる習慣
    著者:植西 聰

    「ツイてない」と無縁になれる! 運を上げるために特別なことは必要ありません。考え方や行動を、ちょっと変えるだけで「イイこと」が起こりはじめます。著者の専門である心理学などに基づいた、運を味方にする習慣を紹介します。

    記事提供:日本実業出版社

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