「やっぱり私には春は来ないのか」もう結婚なんてすっかり諦めようと思っていた時、事件は起こったのでした。
水晶玉子先生の占い結果がずっと頭の片隅に。運命を変えたある出来事
「身内からの紹介」が気になっていたので、久しぶりに実家へ行くことに。
実家は美容院。水道管が壊れてしまったのか、なんとお店が水浸し!
「ちょっと~アキちゃん、もう大変なのよ~!業者に電話したけど、まだ到着しなくて。」
母は必至にタオルで床を拭いていた。
わたしも手伝うことに。「こりゃキリがないな。」と思っていたら…
「わ~!えらいことになってるね!」
「あら~!けんじくん、ちょうどよかった!」
黒く焼けたガタイの良い彼は、お店の木を剪定しにきたいつもの庭師さん。
庭師の彼は、あっという間に応急処置をしてくれて、自分の仕事に戻っていった。
昔からおせっかい焼きの母はニヤニヤしながら言った。
「彼、ほんといい子なのよ!優しいし、困った時は助けてくれるしご近所でも評判よ!
でも庭師でしょ。いつも植物としか接してないから、女性と縁がないのよ!」
すっかりテンションが上がった母は、彼を夕食に誘っていた。
夕食は母のおかげもあって、大盛り上がりだった。
彼はいろんなことを知っていて、まじめで優しい、わたしの話も食い入るように聞いてくれて、温かい人。
最後に母の計らいで、連絡先を交換し、帰りは送ってくれることに。
彼とのこれからの進展を期待している自分がいた。
そこから毎日、何度LINEを交わしただろう。
今までうまくいかなかった恋愛が嘘のように、ものすごいスピードで彼にのめり込んでいった。
そしてその晩、…ついに私たちは結ばれた。
どうやらカラダの相性もバッチリなようで。(笑)
「昭和か!」と突っ込みたくなるような真面目な彼らしい告白が、すごく嬉しかった。
ずっと彼氏が出来なくて悩んでいたのに、先生の占いの通り、身内の紹介がきっかけで出会えた!
水晶玉子の占いを教えてくれたレイミ夫妻にも彼を紹介。
いま私たちは結婚情報誌を読んだりして、楽しい時間を過ごしています。
※デジタルコンテンツを使用した一例です。あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではございません。
イラスト:ヨシ田