みなさんはパートナーとのセックスで悩みはありますか?
最近も、朝の情報番組で「セックスレス」が特集されるなど、セックスに対して、それぞれに様々な悩みがあることが、わかってきました。
育児、家事疲れで…結婚するとセックスの回数は減る?
コンドームメーカーの相模ゴム工業株式会社がおこなった調査では興味深い結果が出ています。
この調査は全国の20~60代の男女14,100名にアンケートを実施したもの。
パートナーがいる人に対して「1か月に相手と何回セックスをしているか」を聞いたところ、全体の平均回数は2.1回でした。
パートナーの内訳で見ると、
・セックスフレンドが2.9回
・結婚相手が1.7回
となり、結婚すると減少傾向にあることが分かったそう。
また、パートナーがいる人に「セックスレスだと思うか」を聞いたところ、既婚者では実に55.2%の人がそう思うと回答。
特に40~50代男性の6割がセックスレスだと感じているようです。
セックスが少ないと回答した人に「もっとセックスをしたいか」という質問では、男性の75.2%がもっとしたいと答えたようです。
一方、女性は35.8%と大きな差があることも分かりました。
セックスが少ない理由としては、相手がその気になってくれない、疲れている、子どもや家族がいるなどの回答が寄せられたようです。
セックスレスの夫婦は増えている?
日本家族計画協会からもセックスレスについての調査がされています。
結婚している16~49歳の男女655人にセックスレスについて質問したところ、セックスレスの割合は47.2%に上ったそう。
セックスレスとなった理由としてはこちらの調査でも同様に、仕事で疲れている、めんどくさい、出産後なんとなくといった理由が多かったようです。
専門家からも「パートナーとのセックスレスの傾向はより進んでいる」という声が挙がっているようです。
セックスレスは一般的に「1か月間性交渉がない状態」のことを指すようですが、想像していたよりもセックスレスとなっている家庭は多いようで驚きました。
夫婦のセックスレスを解決するには
アンケート調査の回答でも出ているように、ちょっとした性生活の悩みからセックスレスへと繋がっていることも少なくないようです。
では、そうした悩みはどのように解決していけばよいのでしょうか。
まずは、パートナーとの話し合いが大切だそう。
不満がたまる前に相談することで、問題をこじらせずに済むことも。
「パートナーが大事で尊重している」ということをきちんと相手に伝える必要があるようです。
相手に対して気持ちが伝わらないことが、セックスへの意欲の障害となることもあるそう。
また、軽いスキンシップによる愛情表現も良いのだとか。
それでもまだ悩みが解決されない場合には、第三者の力を借りることを考えてみても良いそうです。
専門医や心理カウンセラーなどと一緒に解決方法を考えることで、悩みが解消されることもあるかもしれません。
実際、筆者も産婦人科医に相談へ行ってアドバイスを受けたことがあります。
まずはお互いの気持ちの面から寄り添っていくことが大切なのだと知ることができました。
また、先の情報番組では、パートナー間でのセックスが無いことを「セックスレス」とひとくくりにしないのも重要ではないか、という話が出ていました。
どうすることが正解なのかは、夫婦の数だけあるのかもしれませんね。