「この子に反抗期が来る日はあるのかな?」
長女が小さい頃、ふと考えたことがありました。当時から言葉の発達は遅めでしたが、天真爛漫な自由人だったので、「反抗期」がこないまま大人になるのではないかと本気で思っていました(笑)
しかし、小学5年生になったとたんに身体が著しく発達し、子どもから大人の身体に変化していく過程を目の当たりにします。
そして、ついに来てしまったのです…!
もしかしてこれが反抗期?
はじめて、これが「反抗期かも?」と思ったのが夏休み前のこと。
「宿題をやらない」「言われたことをやらない」など、あきらかに長女の方が悪いのに謝りません。
元々は素直な子で、嘘はつかないし、悪いことをしたと気づけば謝っていたのですが、そういったことが一切なくなり、幼少期にある「イヤイヤ期」の口が達者版みたいな、とにかく反発や言い訳ばかりになっていきました。
実は、はじめは「ワザと」やっていると思っていました。しかし、毎日続く様子を見て、これが「反抗期」なんだとようやく気づきました。
原因不明の腹痛が続くように
反発がひどくなったなと思ったら、次は原因不明の腹痛が続くようになります。食事の前後を中心に、授業中もお腹が痛くなりトイレに行っているようなので、何か悪い病気にかかっているのではないかと心配になりましたが、どうもそうではなさそう。
調子のいい日もあれば、悪い日もあるため、精神的な面が強いかもしれないという判断でひとまず様子を見ています。
多動が増した!?発達面にも影響が
長女はADHDの傾向が強いので、多少の多動はお互い慣れたもの。はじめての環境や人間関係の構築は苦手で、今でもソワソワする時がありますが、こまめに声をかけたり、肩を叩いたりして、気持ちの切り替えをサポートしてきました。
しかし、その多動が夏休み前からパワーアップします。一番落ち着く場所であろう家の中でも走り回るようになってしまったのです。
走り回るのは、イベントや習い事の前、宿題が終わっていない時など。緊張からなのか落ち着かなくなると、家中を走り回りたくなるようでした。
これが幼少期ならかわいい姿かもしれませんが、身長150cm越えの長女が狭いマンションの一室を走り回っていると、階下にも迷惑だし、わたしも気になってしまいます。
我が家が実践している反抗期に対する対処法
反抗期の子どものへの関わり方は様々だと思いますが、我が家が実践したのはたったコレだけ!
ほどよく無視する
え?無視?
子どもの言っていることを無視するの?と心配されるかもしれませんが、何を言っても反発されるだけです。
なので、最初の1回は話を聞きますが、同じことを繰り返し言うようになったら、わたしが部屋を移動したり、違うことをして、少し長女と距離をあけます。
その行動に対し、はじめは文句を言ってくる時もありますが、徐々に落ち着きを取り戻していく場合が多いです。話す相手がいるから話すぎてしまうのもあるかもしれません。
もちろん緊迫した内容の時はしっかり話を聞くようにしています。上手に使い分けるのがオススメです。
反抗期はいつまで続くの?
長女の小学校の先生曰く、6年生の夏休み前まで続くのではないかとのこと。その根拠までは聞きませんでしたが、しばらく続くのは間違いないようです。
心も身体も大人に向かって急激に成長する時期で思春期のはじまりなんだと前向きに受け止め、ほどよい距離感で一緒に反抗期を乗り越えていくのも、子育ての醍醐味かもしれません。