夫が帰ってこない!「帰宅拒否症」「帰宅恐怖症」とは?

投稿日:

夫が帰ってこない!「帰宅拒否症」「帰宅恐怖症」とは?
家が近づくと気が重くなり、不要な残業や寄り道をして家族が寝た後に帰ったり、カプセルホテルに泊まったり…。近年、「家に帰りたくない、帰るのが怖い」と思う働き盛りの男性が増えているといいます。

悪化すると動悸や鬱症状が出て、心療内科を受診する必要も出てくるようです。

本来安らぎの場所であるはずの家庭が、夫にとってくつろげない、苦痛な場所になっているからだそうですが、一体どうすればよいのでしょうか。

夫婦の気持ちのすれ違いから生まれる、家庭内不和が原因

夫が帰ってこない!「帰宅拒否症」「帰宅恐怖症」とは?
帰宅拒否症になってしまう夫には、ある一定の傾向がみられるようです。「生真面目、我慢強い、温厚、争いごとが苦手、責任感が強い、仕事が忙しい、家族とうまくコミュニケーションがとれない」等々があげられます。
一方、夫を家に帰りたくない気分にさせてしまう妻の言動とは、「不平、不満、愚痴、無視、暴言、夫を徹底管理、掃除や片づけをしない」などです。

子供がいる場合「子供に会いたいから帰る」と思えれば良いのですが、妻と子供の結びつきが強いと、夫は「居場所がない」と感じ、帰宅拒否症になり得るといいます。

妻のSOSに無関心を続けると、夫は帰宅拒否症に?!

夫が帰宅拒否症になる以前に、妻の「不平、不満、愚痴、無視、暴言、八つ当たり」などは、妻からSOSが出ているサインと考えられ、一番身近にいる夫が、その気持ちを受け止めたり、共感したりすることの方が先ではないのかな、と筆者は思います。

不平不満を妻から言われると、夫は「怒られた、指導された」と感じ、「面倒だから怒りが収まるまで我慢」という姿勢になりがち。

でも本当は「どうしたの、大丈夫?」と、妻は言われたいのです。

夫が帰ってこない!「帰宅拒否症」「帰宅恐怖症」とは?

ある男性は、帰宅恐怖症が1年半続き、もはや夫婦関係が修復できなくなり別居。

ところが離婚調停の過程で「なんでそんな状態になったのか、何がいけなかったのか、本音で話し合った」結果、和解して、帰宅恐怖症も克服しました。

その例からも、まず「対話をして2人で解決策を探り、本気で理解し合おうと互いに努力すべき」なのではないでしょうか。

そのために妻ができる対処は、「夫にポジティブな言葉やねぎらいの言葉をかけたり、夫の話を聞いたり、共通の趣味でコミュニケーションをとったり、おいしい手料理や快適空間を保つ」などとされます。

「なぜ、妻ばかり努力しなければいけないのか」と疑問をもつ方もいると思いますが、不平不満を言う前に少しずつでも温かい家庭にしていかないと、夫も心を開けません。

修復不可能と感じたら「夫婦カウンセリング」も視野に入れて、解決への糸口を探ってみましょう。

-ライフスタイル
-,

この記事を書いたライター
35style編集部
35style(サンゴスタイル)はちょっとした工夫で運気アップ、暮らしの質のアップを目指す女性に向けて、ライフスタイル情報を提供するサイトです。

関連記事

子どもが10歳になって思う。乳幼児期に○○を食べさせておけば良かった…

私は10年、子育てをしてきました。10年経つと子どもなりに自分の世界を持ち、友達とも関わり、喜んだり悩んだりしています。成長した息子を見て様々な思いが私の中を巡っています。 「〇〇してきた良かったな。 …

30代おすすめへアオイル35styleサンゴスタイル

しっとり潤いある髪に…30代からのヘアケアにおすすめ!ヘアオイル5選

みなさんは、毎日のヘアケアに何を使っていますか? 冬の季節は肌も髪も乾燥しがちですよね。 髪がパサついていると、静電気や切れ毛、枝毛の原因にもなりかねません。 しっとり潤った髪にかかせないのがヘアオイ …

サスティナブルライフエコリサイクル

最近よく聞く「サスティナブル」って? 地球に優しい暮らしのすすめ

年々、環境汚染に対する意識は高まっています。これまでは団体やグループでの環境保全への取り組みが主でしたが、これからは一人ひとりが行動を起こすことが重要です。 その中で注目されているのが『サスティナブル …

子どものイヤイヤ期は「ママからの愛情を試す時期」

先日、お坊さんがさまざまなお悩みに答えるというサイトを見つけました。 そこで”あるお悩み”が私の目にとまりました。 なんでも「嫌だ」という子どもに怒ってばかり。 「こんなに子どもに対して怒っている人は …

【発表!】どこも一緒?子育ての悩みランキング

子育てには悩みはつきもの。 実に8割以上のママ&パパがなんらかの悩みを抱えているようです。 我が家も同じ。 子どもが年齢を重ねるたびに、その成長にあった悩みが出てくるんです。 そこで今回は、私が独自に …