我が家は、小4になるまで少女漫画禁止という掟がありました。
そして、ようやく4年生になって解禁された少女漫画!
むさぼるように読みました。
ちなみに、少女漫画熱がピークの頃は「りぼん」「なかよし」「ちゃお」の3冊を毎月読んでいました。
今回は、その中でも王道中の王道「りぼん」の懐かしの漫画をふりかえってみたいと思います!
◆「なかよし」編はこちら
天使なんかじゃない
あらすじ
創立されたばかりの高校で、主人公・翠が生徒会役員になり、個性あふれるメンバーとの恋と友情、成長の物語。
言わずと知れた少女漫画の金字塔。
キスはマーブルチョコの味という名セリフが有名ですよね。
特筆すべきポイントは、矢沢あい先生の画風が1巻と最終巻ではまったく違うこと!
太い雑然とした線から(これはこれで、優しさがあふれていてすごくステキなんですが!)途中からスタイリッシュなオシャレ漫画へと変わってゆきます。
相手役の須藤晃のリーゼントも同様に、どんどん膨らんでいきます!!
小学生から見たらとっても大人だった主人公たちも、みんな16歳だったんですよね…。
大人すぎるだろ。(生徒会が温泉旅行とかバス貸し切って行ってたもんね。)
ちなみに大人になって読み返してみたら、主人公の翠ちゃんの恋よりも、マミリンの恋にキュンキュンしてしまって、号泣でした。
体育倉庫のキスのくだりはたまらないです!
ハンサムな彼女
あらすじ
高校生女優・萩原未央と高校生映画監督の熊谷一哉のラブストーリ―。
都会!芸能界!高校生女優の恋とお仕事「ハンサムな彼女」といえば吉住渉先生の代表作。
芸能界が舞台となっているので、登場人物が皆さんとにかく美しい!
さらに、マンガの中のドラマや映画がどれもこれも面白そうで、番外編で読みたいっ!と思ってました。
オシャレさとかっこよさとカルチャーを盛り込んだ少女漫画。
吉住渉先生は、りぼんに新風を吹き込んだといっても過言ではないです!!
これまた主人公は高校生(連載開始時は中学生)。
う~ん!!大人っぽい!
「未央」っていう名前がとてつもなくオシャレだと思って好きでした!
姫ちゃんのリボン
あらすじ
おてんば中学生、野々原姫子。魔法の国から来たエリカから他人に変身できる「魔法のリボン」を貸与されて…
りぼんが生んだ変身モノ、女の子の憧れ!といえば「姫ちゃんのりぼん」です。
パラレルパラレルという変身のときの呪文が今でも耳に残ります♪
アニメ化もされた水沢めぐみ先生によるファンタジーコメディ、ときどきラブ。
ほっこりした絵柄が懐かしいです。
昨年、23年ぶりに番外編が収録された短編集が発売されたのも話題になりました!
姫ちゃん、大地にポコ太。
そして日比野さんが、ウザいんだけどいいキャラなんだよね~!!
りぼん連載時にいたキャラが、コミック掲載時に一人まるまるいなくなっているのにはびっくりした覚えがあります。
(ページ数の都合だったようですが。)
数々の冒険を乗り越えて、大地と姫ちゃんがラブに発展するところは、悶絶したものです!
ときめきトゥナイト
あらすじ
魔界と人間界を舞台に繰り広げられるファンタジー・ラブストーリ―
全31巻と、どれだけときめかせるの?とりぼんでは珍しいほどの長期連載だった池野恋先生による「ときめきトゥナイト」
物語は3部作に分かれていて、それぞれ主人公が3人でてきます。
私がどっぷりハマったのは第2部の市橋なるみ編。
何かと地味だと言われる第2部ですが、鈴世くんのかっこよさと、なるみちゃんの健気さ!
そしてニコニコ穏やかな鈴世くんが二重人格者になってしまい、ちょっとワイルドになるところなんか、現代の若者にもウケますよ、絶対!
キスしそうなのに、しない。キスできそうなのに、しない…からの、今するんかいっ!ていう。
今思えば、ムズキュン、Sキャラ男子の先駆けだったのかも!
ああ、りぼん!
今すぐに、読み返したくなりました。
大人になってから読むと感想もまた違ってくるかも?
出典:集英社少女まんが雑誌「りぼん」