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【老後が不安すぎる】40代独身女性の貯金切り崩し生活

投稿日:2018-04-30 更新日:

【老後が不安すぎる】40代独身女性の貯金切り崩し生活

今回の相談者:未婚40歳おひとりさま女子さん

わたしは未婚で40歳。おひとりさま女子です。
このまま結婚せず、定年(65歳)まで働いたとして、女性の平均寿命とされる約85歳まで年金で足りるでしょうか?貯蓄はいくら必要でしょうか?

ちなみに現在、都内に一人暮らしで家賃や生活費などを含めて貯蓄は全く出来ていません。
過去の貯蓄から少し切り崩してやりくりしています。
(なぁこさん / 40歳女性)

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【40代独身女性のマネー事情】焦らないとマズイ!今すぐ見直しを!

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昔からの貯金を切り崩している…これはマズイですね。
まず、40代の一人暮らしの人の貯蓄額データを紹介します。
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(平成27年)」のデータ

金融資産(貯蓄や株、不動産等を含む)を保有している40代独身は全国平均で1,646万円所有しています。
さらに40代独身で持家の人だと2,424万円所有しています。

一方で、40代独身の2人に1人弱は貯蓄がない状態です。全部使ってしまっているのですね。

さらにデータを見ると、金融資産がある40代は収入の16%を貯金にまわしています。
そういう方が、1646万円の貯蓄を持っている。これが、全国平均データで見たときの40代おひとり様の姿です。

ですから、この相談者さんは生活を見直さないと、ちょっと将来厳しいと思われます。
40代は必死に老後資金をためないといけないのに、貯金を切り崩す生活をしているというのは大問題です!!

【40代独身女性のマネー事情】貯蓄できる家計に変える!

【老後が不安すぎる】40代独身女性の貯金切り崩し生活

やはり今の生活を見直して、収入すべてを使いきっている状態を改善しないといけません。
まず貯蓄できる家計に変えて、貯蓄を増やしていく方向に持っていく。

貯金の取り崩しは先がないので、もっと家賃を落とすとか、もし通える範囲であれば、実家から仕事に通うとかも考えた方がいいですね。

家賃は手取りの3割以内に収めないとお金は貯まりません。この方はもしかしたらここが超えてるのではないでしょうか。

もしどうしても家賃が削れないのであれば、他を削るしかないです。
何にどれくらい使っているのか把握して、毎月がダメならボーナスだけは全額貯蓄するとか、今何とかしないといけません。

貯金を切り崩しているようであれば、金銭感覚を見直して、身の丈にあった生活をしないと後で後悔することにもなりかねません。

【老後が不安すぎる】40代独身女性の貯金切り崩し生活

貯蓄を取り崩す家計のままいくと、いずれ貯金は底をつきますから、

  • 親の資産力を頼る
  • いい男性をみつけて結婚を解決の糸口にする

などしか選択肢がなくなります。

自力でなんとかしたいのであれば、貯金が底をついてしまわないうちに、家計の見直しです。いつかでなく、今すぐ行動を起こさないとダメですよ。

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自分で貯められるのは55歳までと考える

65歳定年制になるとはいえ、企業によって55~60歳あたりから嘱託扱いになったり、あるいは60歳で一回退職金が出て、再就職先を紹介されたりして、その後の収入が半分になる、というケースもあるようです。

平均的な賃金カーブは55歳くらいから下がっていきます。そのため、自分で貯められるのは55歳くらいまでと考えた方がいいでしょう。55歳以降は給与が下がる可能性を覚悟しておくべきです。

ここで年金で暮らしている60歳以上のおひとり様(単身無職世帯)の家計調査のデータを見てみましょう。

これを見ると、住居費込みで毎月15.6万円の生活費がかかっています。
【老後が不安すぎる】40代独身女性の貯金切り崩し生活
※高齢単身無職世帯とは、60歳以上の単身無職世帯である。

このデータは持家の人も賃貸の人も合算した平均となりますので、賃貸の方は住居費がもっとかかってくると思ってください。
実際に入ってくる年金等の平均額は11.5万円しかありません。計算してみると毎月約4万円足りないのです。

女性は、約5人に1人が95歳まで、約10人に1人は100歳まで生きるわけですよ。
このあともっと伸びていくでしょうから、95歳くらいまで生きる前提で老後資金の計算をしないといけないです。

足りないお金を毎月4万円で計算しても、
4万×12ヵ月×30年(65歳~95歳)=1440万円
このくらいは最低でも準備しておかないといけない。

【40代独身女性のマネー事情】これ以外の出費の想定も頭に入れておく

他にも大きなお金が出ていくこともあり、それも想定しておかないといけません。
持家の人はリフォームしたり、車持ってる人は車の車検や買い替え、家電が壊れたら修理をしたり買い直したりなどです。

一般的によく言われているのは、老後資金は退職金込で単身だったら2400万円くらいは目指そうと言われています。
また、介護も1人500万円は残さないといけない時代です。老後資金と合わせると、2400+500=2900万

考えただけで恐ろしくなりますが、これが現実です。だから今焦らないと。

この相談者の方は、教育費がかかっているわけでもないようですから、年間手取りの20~30%は貯められる家計に今すぐ切り替えないと。
いつかじゃなくて、今すぐです!!

この相談者さんが現在40歳だったら、今から60歳までの20年間で老後資金を準備して、退職金と合わせてどれくらい貯められるかですね。

時間はあまりないと思った方がいいです。貯金を取り崩している場合ではないです。かなり焦った方がいいですよ!

豊田眞弓(とよだまゆみ)
監修:豊田眞弓(とよだまゆみ)

ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、相続診断士。FPラウンジ代表。
経済誌・女性誌等のライターを経て94年より独立系FP。「家計の永続性」をテーマに、個人相談や講演会、雑誌や新聞、サイトへの寄稿や記事の監修などを行っている。6カ月かけて家計を見直す「家計ブートキャンプ」も好評。
40代からの生き方をマネー面から考える「親の介護・相続と自分の老後に備える会」事務局。
座右の銘は「笑う門には福もお金もやってくる」。
◆著書紹介◆
「マイホーム」賢い人はこうして買う!―夢をかなえる資金計画マル秘テクニック(PHP研究所)
50代・家計見直し術(実務教育出版社)
住宅ローンは55歳までに返しなさい!(アニモ出版)
など。


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