食べられると思って炊いたのに余ってしまったご飯。後日のために冷凍保存している人も多いと思いますが、そんな人のために、味を落とさずに食べるための保存・解凍方法をご紹介します。
(ご飯をおいしく食べるための保存法とは)
せっかく炊いたのに余ってしまったご飯を冷凍保存して後日、再利用している人も多いことでしょう。しかし、ただ凍らせればいいわけではなく、味を落とさないための保存・解凍のポイントがあります。
料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんによると、まず、炊きたてのご飯を1食分ずつラップに包んで、粗熱が取れたら冷凍保存するようにします。解凍は、食べる直前に電子レンジ加熱で熱々にすれば、炊きたて同様のご飯が楽しめます。
ポイントは、保存の際にご飯をふんわりと包むこと、また熱いうちに小分けにすること。無洗米についても保存や解凍方法は同じです。
電子炊飯器に入れて、しばらく保温していたご飯や冷たいご飯を保存するとパサついてしまいます。その場合は「ご飯自体の味が落ちているため、チャーハンや雑炊にするとおいしく食べられます」(関口さん)。
(オトナンサー編集部)
ライター:関口絢子(せきぐち・あやこ)
料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト
米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/)。